優奈
私は未だに母の言った事を気にしていた
冴宮
あ、優奈さんおはようございます
優奈
おはよう冴宮
冴宮
どうしましたか?
冴宮
何かありました?
優奈
え、や、な、何でもない
冴宮
そうですか
優奈
ねぇあんた
優奈
今日の昼屋上これる?
冴宮
あー
冴宮
行けますよ〜
優奈
それじゃ、屋上来てね
冴宮
分かりました〜
冴宮
早いですね〜
優奈
いや、待たせるわけにもいかなくてね
冴宮
それで、話というのは?
優奈
(どうやってきりだそう)
優奈
(いきなり人殺したことある?って聞くのはちょっとね)
冴宮
優奈さん?
優奈
ん?
優奈
あーごめんね
冴宮
話はなんですか?
優奈
(やばい)
優奈
(どうしよう)
冴宮
焦ってるみたいですけど大丈夫ですよ
冴宮
ゆっくり落ち着いて話してください
優奈
分かった
優奈
あんたさ、優愛に凄い仕えてるじゃない
冴宮
はい
優奈
あんたのお嬢様だからどんな命令が来ても従える?
冴宮
従者ですからね
冴宮
従えますよ〜
優奈
そう
優奈
ならさ死ねって言われても死ねる?
冴宮
え?
優奈
や、私変なこと言ったね〜
優奈
なんかどーでもいいんだけどさ
優奈
どんな命令が下っても従えるのかなって〜
優奈
面白半分で聞いてるだけだよ〜
冴宮
死ねますよ?
優奈
え?
冴宮
それがどんな命令だろうと、お嬢様が言うのであれば喜んで死にますよ
優奈
そ、そうなんだ
優奈
流石従者だね〜笑
冴宮
話はそれだけですか?
優奈
うん!
優奈
なんかありがとね〜
優奈
やっぱあんたと話てると楽しいわ
冴宮
ありがとうございます
冴宮
私も優奈さんと話せて楽しいですよ
優奈
それじゃ、教室戻りましょうか
冴宮
そうですね〜
優愛
あーもー
優愛
2人でどこ行ってたのよ
神奈
探しましたよ〜
優奈
秘密〜
美月
隠し事か?
冴宮
そんな大した事じゃないですよ〜
優愛
気になる、、、、
美月
それじゃ、もう下校時間だし帰るか
神奈
そうですね〜
神奈
帰りましょう
優愛
じゃぁまた明日ね〜
優奈
また明日〜
冴宮
また明日です〜
優奈
ただいま〜
優奈の母
あらおかえりなさい
優奈
疲れた
優奈の母
お疲れね
優奈の母
お茶でも飲む?
優奈
、、、
優奈の母
優奈?
優奈
ねえ、母さん
優奈の母
ん?
優奈
例えばなんだけど
優奈
死ねって言われて死ねる人ってどんな人?
優奈の母
なんか物騒ね
優奈
少し気になって
優奈の母
多分それは依存ね
優奈
依存?
優奈の母
その子が生きていないともう一人の子も生きることが出来ないってこと
優奈の母
簡単にいうと2人で一つって感じ
優奈
なるほど
優奈
依存、、、か
優奈の母
それがどうかしたの?
優奈
や、なんでもない