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守ってみせる【BTS】第31話 前編

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守ってみせる【BTS】第31話 前編

1 - 守ってみせる【BTS】第31話 前編

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2019年11月29日

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ホソク

「次、また同じようなことがあれば
許さない」

○○

「はい、本当にすみませんでした」

○○

ホソクオッパは、army想いだね。

○○

少し、羨ましいな。

○○

そんなに想われてる、armyが。

○○

練習、しないと。

○○

次の日、私は朝から練習室にいた。

○○

痛みなんて、気にしてる場合じゃない。

○○

痛くても、
できるようにならないといけないんだ。

○○

でも、

○○

「…いっ、!」

○○

バタン!!!

○○

私の腕は、もう力が入らない程に
なっていた。

○○

「いった…」

ユンギ

「おい!○○!!」

○○

「え…なんで、ユンギさんが、」

ユンギ

「パボ!朝からいないと思ったら、
怪我してんのに練習するやつがあるか!!」

○○

「…なんで、知ってるんですか」

ユンギ

「…お前が昨日、
ミンソに腕踏まれてんの見た」

ユンギ

「ごめん、また、助けられなかった…」

○○

また、その顔

○○

そんな顔をさせてるのは、私

○○

ごめんね。

ユンギ

「とりあえず腕、診せろ」

○○

「大したことありません」

ユンギ

「なら、尚更だ」

○○

「…」

ユンギ

グッ

ユンギ

「、お前…!!」

○○

私の腕は、昨日よりも腫れ上がっていた。

○○

まさかここまでなってるとは、
自分でも思ってなかった。

ユンギ

「とにかく、病院に、」

○○

「行きませんよ」

ユンギ

「○○!!」

○○

「行って、何て言うんですか。
スタッフの子に踏まれました、
とでも言うんですか」

ユンギ

「…それはっ、」

○○

「それだけじゃない。
…私には、全身に痣があります。
そんなのを見せれば、
私が誰かから暴力を受けてることなんて、
一目瞭然です」

○○

「そうなれば、私たちは終わりです。
あの子は…
ミンソは、親の力で防弾少年団を
潰しにきます」

ユンギ

「…」

○○

「私があなた達を守りたいだけの、
自己満足ですよ。
言ったでしょ?
『気にしないでください』って」

○○

「それに、私はアイドルです。
見に来てくれて、
応援してくれるarmyがいる以上、
中途半端なパフォーマンスはできません」

○○

「例え、どんな理不尽な理由があろうと」

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