ホソク
「次、また同じようなことがあれば
許さない」
許さない」
○○
「はい、本当にすみませんでした」
○○
ホソクオッパは、army想いだね。
○○
少し、羨ましいな。
○○
そんなに想われてる、armyが。
○○
練習、しないと。
○○
次の日、私は朝から練習室にいた。
○○
痛みなんて、気にしてる場合じゃない。
○○
痛くても、
できるようにならないといけないんだ。
できるようにならないといけないんだ。
○○
でも、
○○
「…いっ、!」
○○
バタン!!!
○○
私の腕は、もう力が入らない程に
なっていた。
なっていた。
○○
「いった…」
ユンギ
「おい!○○!!」
○○
「え…なんで、ユンギさんが、」
ユンギ
「パボ!朝からいないと思ったら、
怪我してんのに練習するやつがあるか!!」
怪我してんのに練習するやつがあるか!!」
○○
「…なんで、知ってるんですか」
ユンギ
「…お前が昨日、
ミンソに腕踏まれてんの見た」
ミンソに腕踏まれてんの見た」
ユンギ
「ごめん、また、助けられなかった…」
○○
また、その顔
○○
そんな顔をさせてるのは、私
○○
ごめんね。
ユンギ
「とりあえず腕、診せろ」
○○
「大したことありません」
ユンギ
「なら、尚更だ」
○○
「…」
ユンギ
グッ
ユンギ
「、お前…!!」
○○
私の腕は、昨日よりも腫れ上がっていた。
○○
まさかここまでなってるとは、
自分でも思ってなかった。
自分でも思ってなかった。
ユンギ
「とにかく、病院に、」
○○
「行きませんよ」
ユンギ
「○○!!」
○○
「行って、何て言うんですか。
スタッフの子に踏まれました、
とでも言うんですか」
スタッフの子に踏まれました、
とでも言うんですか」
ユンギ
「…それはっ、」
○○
「それだけじゃない。
…私には、全身に痣があります。
そんなのを見せれば、
私が誰かから暴力を受けてることなんて、
一目瞭然です」
…私には、全身に痣があります。
そんなのを見せれば、
私が誰かから暴力を受けてることなんて、
一目瞭然です」
○○
「そうなれば、私たちは終わりです。
あの子は…
ミンソは、親の力で防弾少年団を
潰しにきます」
あの子は…
ミンソは、親の力で防弾少年団を
潰しにきます」
ユンギ
「…」
○○
「私があなた達を守りたいだけの、
自己満足ですよ。
言ったでしょ?
『気にしないでください』って」
自己満足ですよ。
言ったでしょ?
『気にしないでください』って」
○○
「それに、私はアイドルです。
見に来てくれて、
応援してくれるarmyがいる以上、
中途半端なパフォーマンスはできません」
見に来てくれて、
応援してくれるarmyがいる以上、
中途半端なパフォーマンスはできません」
○○
「例え、どんな理不尽な理由があろうと」







