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SOLA🌙LULI
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第四話 その時、俺は
実弥
俺はその時、アイツの家の近くにいた
複雑に入り組んだ山ん中だった
木の枝が邪魔でしかたなかった
その時
どこか遠くででけぇ音がした
実弥
俺が着いた時、もう
遅かった
実弥
木の陰で、俺は確かに見た
傷だらけで、爪の尖った、
目が赤く、牙のある女が、
その家に入っていくところを
実弥
実弥
実弥
瑠璃
その女は、ボソボソ呻き声をあげていた
実弥
実弥
傷だらけの女の鬼
荒らされた家
人が死んでんのに、
女は死人を食わねぇ
まさかだった
実弥
俺は、家のボロい窓から、
部屋の様子を見ていた
実弥
俺は、刀に手を置いた
けど、すぐやめた
瑠璃
鬼がそう言って、
藤の花の匂いがする食いもんを
食っていたからだ
実弥
実弥
鬼は、藤の花の何かを食い終わると、
その場に倒れた
瑠璃
実弥
実弥
そう考えて、俺は
鬼の首に刀をやった
だがソイツは、
実弥
さっきまで牙も、爪も長かった
その鬼、いや人は、
一体…?
ソイツは得体が知れねぇ
俺は隠の奴らに
お館様のところまで、
俺とその女を案内させた
実弥
実弥
実弥
(鬼から人間に戻った)
実弥
俺の中に、疑問以外の何もんもなかった
第四話 その時、俺は END
SOLA🌙LULI
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SOLA🌙LULI
瑠璃
SOLA🌙LULI
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瑠璃
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瑠璃
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瑠璃
瑠璃
SOLA🌙LULI
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瑠璃
SOLA🌙LULI
瑠璃