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キャラ崩壊注意
スナ リンタロウ
体育館の帰り道、角名くんが私にそう言った。
ソノ
ちょっと息が上がってるのは、部活終わりのせいなのか、私の心臓のせいなのか、わかんなかった。
角名くんは、自販機でスポーツドリンクを買って、それを一口飲んだ。
スナ リンタロウ
ソノ
スナ リンタロウ
それだけ言って、またドリンクを飲む。
会話が終わりそうで、怖かった。
ソノ
スナ リンタロウ
ソノ
角名くんは、少しだけ目を細めた。
スナ リンタロウ
ソノ
スナ リンタロウ
ソノ
スナ リンタロウ
ソノ
スナ リンタロウ
そう言って、ちょっとだけ笑った顔。 試合中とはまるで違って、柔らかくて、あったかい顔。
私は、それを見て思った。 この人のこと、もっと知りたい。
ソノ
スナ リンタロウ
ソノ
角名くんは、少し考えるふうをして、それから言った。
スナ リンタロウ
ソノ
私は嬉しくて、思わずニッコリ笑った。
ソノ
スナ リンタロウ
ソノ
角名くんは、ちょっとだけ「クスッ」と笑ったように見えた。 それが、なんだかすごく嬉しかった。
ソノ
スナ リンタロウ
手は振らなかったけど、背中越しにそう言ってくれた声が、なんだかあたたかかった。
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