無能な僕は今日も唄う

()は心の中です

玄関のドアを開け外へ走り出す

俺の名前はぺいんとって言うんだ

今日から高校生になる

この世界に住んでいる人は『能力』という特殊なものを持っている

……でも俺は持っていない

つまり"無能"

小学生の時はよく虐められていた

中学生になってからは引きこもり

でも学費を払ってくれているのに行かないのはどうかと思ってせめて高校は行こうと思った

目立たないようにすればいけるでしょ！

引きこもっている時はたまたまゲームしていてできたネッ友とよくゲームしていた

なんと奇跡的にそのネッ友達もその高校にいるらしい

こんな無能の俺でも唯一受け入れてくれたネッ友

そっか〜そういえば本名は 教えてなかったな

次回　入学。