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カラクリぽいずん

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カラクリぽいずん

3 - カラクリぽいずん

♥

77

2019年10月04日

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カノン

……ア!

カノン

カ……ア!

カノン

カーリア!

カーリア

ワッ!!?

カノン

はぁ良かった…カーリア、気絶したのよ!!?

カーリア

そ、そうでしたか…。…

カノン

ねぇ、どうしたの??

カーリア

…。実は、先程きた新聞にあるモノが挟んでありまして…

カノン

なにが挟んであったの?

ドルフィー

これです、小娘。

カノン

小娘言うな、えーと、どれどr…

カノン

こ、これは!!

カノン

叔父様の魔法術専門読本?!

カノン

一体誰が…

カーリア

私には魔力が強すぎて…気絶してしまいました。

カノン

私でもクラっと来るわ、これを使うのはもっと一人前になってからね。

カノン

(…絶対に嘘だわ。おかしいもの。)

カノン

ドルフィー、貴方のカラクリレベルはどれくらい??

ドルフィー

ああ、おれは54レベルですが。

カーリア

……少し席を外しますね。

カノン

待って、カーリア、貴方何者?

カーリア

……私は私ですよ?

カノン

……

カーリア

ですが、私は私ですが、貴方の中では私ではないかもです。

カノン

どういうこと?

カーリア

私は、ただの魔女ではなく、ドラゴンの一族、ドラゴンと魔法使いのハーフです。なので魔力が普通の魔法使いとは違って倍はあります。

カーリア

そして、あんな魔力で倒れることなんてありません。なぜあんな嘘をついたかというと…

カーリア

お嬢様を危険にさらしたくなかったのです。

カノン

き、危険??

カーリア

はい、というのも、短時間の小型結界が貼ってありまして、お嬢様が触れれば大変なことになりました。

カノン

そうだったの、ありがとう、守ってくれて。

カノン

ドルフィーは54レベルなのに気絶しなかった。こんなに低いのに。まあ、私もクラっとくるなんて変な嘘ついてごめんなさい。

カノン

結界に、魔法術専門読本……いったい誰が……

リラ

ピーィ⤵︎

カノン

ああ、リラ、落ち着いて大丈夫よ。

ドルフィー

ご主人様、言ってよかったんですか?

カーリア

…まあ、いつか言わなければいけない運命よ、仕方ない。これで少しはお嬢様をお助けできるんじゃないかしら。

ドルフィー

そうですか。

カノン

はいこれ、万能特効薬よ。

カーリア

ああ、ありがとうございます。

カノン

ドルフィーも。

ドルフィー

おれはカラクリだぞ?そんなん効く訳ないだろ。

カノン

ちゃんとカラクリ用ですけど💢

ドルフィー

ふーん、調合も得意なのか??

カノン

そうね、大体は。なんせ、あんなにいっぱい本が入ってる図書室に何回も行ったのよ!!

カーリア

……

カノン

……もう、行けないのか。

ドルフィー

まあ、カノンがどれだけの実力と力を持ってんのか知れたから、おれがまとめよう。

カノン

え、いいの?

ドルフィー

おれはAIだぞ?当たり前だろ。

カノン

あ、初めてカノンって呼んでくれたね!

ドルフィー

小娘ぇ〜!!

カノン

あははは!!!

カーリア

ふふ、さあ、夕食にしませんか?

カーリア

そうですねぇ、食べ物なら沢山あるので、今日は山椒のシチューですかね。

カノン

ありがとう、カーリア!!

リラ

ビッピー!!

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