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#3
....あぁ、
赤にぃが
羨ましい
そんな事を考えてしまう
自分が嫌になる。
これ以上此処に居たら
嫉妬で可笑しくなりそうだ。
黄
恐らく今の紫にぃには
僕のことなんて眼中に無い。
きっとこの声も届いてないけど
一応、声を掛けて
駆け足で階段を上る。
部屋に入ると
一気に力が抜けて
ベッドに倒れ込んだ。
その迄深呼吸をしたら
何故か涙が滲んできて
隠す様に
布団に顔を埋める。
数秒もしない内に
苦しくなって直ぐに顔を上げた。
こんな事をする僕は相当な馬鹿だ。
仰向けに体勢を変えると
顬が濡れていくのを感じる。
こんな僕を見られたら
嫌われるかな
それとも
失望されるかな、
隠す様に腕を目の上に置く。
暗くて
少し落ち着く。
暫くすると
瞼が重くなってきて
抗いもせず
目を閉じた。
短すぎですね
コメント
5件
おぉ更新が早い!? そこまで文章量多くないはずなのになんだろうこの満足感…( ˶'ᵕ'˶)و
連日で続き投稿とか嬉しすぎます!! 短いかもしれないけどめっちゃ満足感あって最高すぎ…神作ありがとうございます!
短くてもクオリティ高いしリアル(? で黄くんの感情めっちゃ伝わってきてほんと凄い…👏🏻