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君が飛び降りるのならば / 歌ってみた byななはし×灰はつ
あの日僕の心を奪い魅せていった名無しの発信者。
cocoとharuが今新曲を投稿したのだ
それもあの”灰被りの発言者”とコラボして
ワクワクとした気持ちと恐怖の気持ちを綯交ぜにしながら再生ボタンを押した
メロディーが聞こえた瞬間、僕の視界は表示された場面と歌声に引き込まれた
ある筈のない光景がありありと見えた
「いきなり歌い始めてごめんな」
ツートンカラーの人……灰被りの発言者vocalのranだ
「ちょっとだけそのまま聞いてろ」
「とっても大事なお前のこと」
cocoが口元を綺麗に形作って画面に向かって笑う
「だからこそ何でも知ってんだぜ」
haruが満足げな表情をして画面に振り向く
「お前の長所はマジメなこと。だけど妄想癖が酷ぇ!」
灰はつのrinが爽快な笑みで笑い掛ける
「お前が飛び降りるのならば俺は笑って一緒に飛び降りる」
ranが屋上の縁に立って手を伸ばす
mob
とんでもない歌詞に我に返るが声は続いていく
「止めてくれるとでも思ったか?俺らの絆を見くびるな!」
haruが屋上に座って空に手を向けた
「それで手を繋いで落ちて行こうせ」
ranとharuが画面を挟むようにして画面に手の平を見せた
「でもそういやぁ何かを忘れているような気が……」
だがranが悩んだ素振りを見せると閃いた表情になる
「ああそうだ!見たいテレビがあったんだ!」
haruが顔に手を当て屋上のドアを映す
「「やっぱり飛ぶの後でにしないか!」」
mob
そう安堵するもすぐに二番が来る
「お前に出会ってからというもの全てとにかくおかしくなった」
不満そうに頬を膨らませるrin
mob
「酷いの人生左右しといてふざけんな覚えてろこの野郎!」
怒った顔でcocoが画面に叫ぶ
「お前が飛び降りるのならば俺はお前よりも先に飛び降りる」
cocoがフェンスの先で手を振る
「説得されるとでも思ったか! 俺の馬鹿さを甘く見るなよ!」
rinがフェンスの上に器用に立ちピースサインを作る
日常会話が歌詞で歌われ笑みが零れる
「「それ読むまでは絶対許さねえ!」」
cocoとrinが屋上の階段を下った
「さあさあLadies and Gentlemen これよりお目にかけますは一世一代の大舞台 長くてもどうぞごゆっくり」
四人が横に並び恭しく礼をする
「次に俺らが出会う世界でもまたこんな風になれたらいいな」
四人の声が響いて空を見上げた
「生まれ変わったら何になるか本で占ってみようぜ」
占い本と書かれた冊子を屋上の床に広げる四人
「お前は玉ねぎ。俺はタイヤ」
haruがそう言うと言われた人は驚いた声と怒りの声を出す
そして顔を見合わせ
「やっぱり飛ぶの今度にしないか……?」
そしてラストスパート
mob
祈りを捧げながら画面を食い入るように見つめる
「ホントのホントーに飛べる日目指して」
四人が目を隠していた布に手を掛けて
mob
「もうちょっとだけ一緒に居ねえか! 」
片目だけ見せた
曲は終わった
mob
慌ててリベッターを開く
匿名
匿名
匿名
mob
コメント
4件
この物語めっっっっちゃ良い、、、想像力豊かすぎます天才ですか?てか続き楽しみにしてます!理想のシチュエーションを作っていただき感謝しかありません!