秦
私小さい頃は意外と大人しかったんだよね〜
秦
ある子に出会って変わったんだけどね
秦
その子はいつも傷だらけで、でも、いつも笑顔でとってもカッコいい子だなって思ってたんだ
秦
え〜っと…ここだったよね…
秦
どこに居るんだろう…
瑠鈴
、、、
秦
あ、居た!
瑠鈴
また来たのか…
秦
うん!今日は何してるの?
瑠鈴
散歩…
秦
そっかぁ
瑠鈴
お前、学校とかは?
秦
まだ4歳だから無いよ
瑠鈴
あっそ…
秦
お兄ちゃん?は学校無いの?
瑠鈴
嫌な事聞くね…
秦
、、、?
瑠鈴
サボりだよ
秦
サボりってダメなんだよ?
瑠鈴
そうだな〜…でも、行きたくないから行ってないだけ
秦
そうなんだ…
秦
なんで怪我してるの?
瑠鈴
、、、君にはまだ早いかな
秦
そっかぁ…
秦
その仲良くなった子の名前は瑠鈴っていう子でいつも話し相手になってくれたんだ
秦
とても優しくて暖かい人だった…
秦
けど、私が中学に上がる頃…その人とは会わなくなったんだ…
秦
そんなある日ニュースを見た…その人が殺人を犯して捕まってるニュースだった…
秦
、、、ん?
秦
この人…
秦ママ
最近物騒ねぇ
秦
う、うん…そうだね…(変わってるけど間違いない…)
秦ママ
秦、学校気をつけて行くのよ?
秦
分かってるよ〜…じゃあ、行ってきます
秦
それから数年後…瑠鈴は釈放されたとNEWSがあった……自己防衛として認められたからなんだって
秦
私がこの世界に入る前の頃に1度だけ…久しぶりに会ったんだ…
秦
〜♪
瑠鈴
相変わらず楽しそうだな…お前は…
秦
っ!?
瑠鈴
そんな驚く事か?
秦
驚くよ!
瑠鈴
、、、久しぶりだな…秦
秦
久しぶり瑠鈴
瑠鈴
あれ、呼び捨てになってる
秦
そりゃあね〜……今、何してるの?
瑠鈴
秦には関係ない世界だよ…秦は絶対にここに来ちゃだめだよ
秦
、、、どうして?
瑠鈴
その理由は流石に言えない…
秦
そっか…ねぇ、また今度会って食事にでも行かない?
瑠鈴
考えとくよ
秦
約束ね!
瑠鈴
あぁ…約束な…
秦
そんな約束をしたのにも関わらず瑠鈴は姿を見せなくなったんだ…
秦
それが、私が反社に入った理由の一つかな…
秦
早く見つけて約束を果たしてもらわなきゃ♪