1ヶ月前
まふまふ
そらる
まふまふ
俺は、まふの目に溜まった涙に、見ないふりをした。
そらる
そらる
そらる
そらる
そう言って俺は、机に突っ伏した。
そらる
そらる
まふがそこにいるわけでも無いのに、問いかけた。
そらる
そらる
そらる
自分で自分に呆れてしまう。
今更、まふが戻ってくる訳ないのに。
そらる
少し、雨が降っているのを無視して、歩き始めた。
誰もいない公園、少し進むと、小さな雑貨屋さん。そこを右に曲がると、大きな映画館。
公園では、ブランコが好きだったこと。
雑貨屋さんでは、お揃いのコップが欲しい、と言っていたこと。
映画館では、ポップコーンは絶対買いたいと言っていたこと。
そらる
まふの笑顔が頭に浮かぶ。
そらる
そらる
そらる
俺とケンカするあの日まで
ずっとまふは笑顔だった
3ヶ月前
そらる
何気なく出た言葉だった
まふまふ
まふまふ
まふは、うーん…と考えた結果、
まふまふ
そらる
まふまふ
満面の笑みで、まふが言った。
そらる
そらる
現状、まふがいなくなった今、俺は笑っていない。
そらる
もし、
もしも、ね。
俺がまふがいるから笑えるように、
まふも俺がいるから笑えてたとしたら…
そらる
そらる
そらる
そらる
衝動的に駆け出した。
行き先は、まふと一番よく行った、桜並木。
そらる
桜の咲く春のため息になれたら 泣いてるキミの鈴の音をそっと揺らしてあげられる?
桜並木に着いた
そらる
そらる
見えた。
見覚えのある、白髪。 華奢な肩。
まふまふ
まふが振り向いた。
まふまふ
ふわっ、とまふが笑った
それはまるで、桜のように儚くて、すぐに散ってしまいそうだった
まふまふ
舞い散る桜の下、花びらのようにまふの頬に涙がこぼれた。
そらる
そらる
そっとまふを抱き締めた
まふまふ
そらる
まふまふ
そらる
言われるがまま、空を見た
そらる
そこには、七色の虹。
まふまふ
ふわっ、とまふが笑った
そらる
まふまふ
そらる
まふまふ
笑いながら、まふが言った
そらる
まふまふ
そういって、俺の手をとった
満開の桜の中を、二人で歩く
まふまふ
まふまふ
そらる
まふまふ
そらる
そらる
まふまふ
まふまふ
そらる
まふまふ
少しいたずらな目で聞いてくる。
そらる
まふまふ
まふまふ
そらる
まふまふ
少し染まった頬で言うのは、照れているからだろうか。
そらる
そらる
まふまふ
そらる
まふまふ
薄く、まふが笑った。
まふまふ
そらる
そらる
まふまふ
雨上がり、虹が架かる空の下、まふを横目にそっと微笑んだ
どうも、柚希です!
なんか、まとまらないなぁ… 駄文すぎる…(笑)
初投稿と、二つ目の投稿の続きみたいなものですね。
『桜花二月夜ト袖シグレ』ちょっと入ってます(笑)
では!
コメント
12件
めいなさん、ありがとうー!
うわぁぁぁぁぁぁぁぁ…感動したよー!これからも応援してます!
こちらこそ、フォローありがとうございます~!