___朝
〇〇
駿佑
駿佑は私の体にベッタリとくっついている
バッグハグみたいな感じで
私が離れないようにギューってしてくる
私がここにいるからか
駿佑の顔色は大分良くなった。
昨日みたいな顔は何処へやら
お陰で私があの顔となっている。
駿佑
随分と上機嫌なのか、
オーラがお花だ。
〇〇
〇〇
駿佑
駿佑
駿佑
そう、これまでは外に出るのがダメだった
でも今は駿佑の部屋しかいることができなくなった。
〇〇
駿佑
そう言った「好き」は
ほんとに私を縛り付けるみたいで
吐き気を感じた。
〇〇
駿佑
〇〇
駿佑
〇〇
駿佑
駿佑
〇〇
なんて言っても合わせてはくれなくて
駿佑
〇〇
駿佑
駿佑
〇〇
また、やるの?
"あれ"を
夜になると思い出してしまう"あれ"を
……そんなの
もう。うんざり。
そう想ったその時、
大好きな声が、聞こえた気がした。
"____先輩!今日、僕の家に泊まりません?"
"家から通いやすいバイト先を集めました!!"
"佐藤さん。好きです。"
"佐藤さんの隣になりたいと願い、想っていました。___"
"___約、束は、破らない主義、なので"
〇〇
駿佑
久しぶりに私から口づけした。
駿佑はびっくり顔
駿佑
〇〇
駿佑
駿佑
駿佑
駿佑
駿佑
駿佑
駿佑
駿佑
駿佑
〇〇
駿佑
駿佑
駿佑
〇〇
私はもう
ここから離れるって決めたから
〇〇
〇〇
〇〇
駿佑
駿佑は無言を選んだみたい。
私はドアに手を掛ける。
ガチャと思ってもみない音を出した。
駿佑……閉じ込めてなかったんだね
部屋から出て外に出る。
駿佑とはもう、明日から会う気がない
だから
〇〇
〇〇
駿佑
駿佑
〇〇
私はもう、この言葉しか言えない。
〇〇
〇〇
駿佑
ごめんね駿佑。
私には何も出来ない。
駿佑はいつか
その流してる涙をハンカチで拭いてくれる人と幸せになりな。
私は駿佑以外の人と幸せになるから。
そう思うと、早く会いたい。
走りたい気持ちを必死で抑え、
最後はカッコつけるように、一歩進んで歩いた。
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