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出来ること

11 - 第11話

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2025年09月05日

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...赤くん(手.握

青ちゃんは、近くの椅子に座って静かに泣いていた

しばらくすると、先生と看護師さんが入ってきた

看護師

...失礼します、赤さんのお兄さん、で合ってますか?

あぁ、、、はい、

先生

赤さんなんですが、過労によるもので倒れたと考えられます

先生

喉が軽く腫れていて、喉の使いすぎにより、喋れなくなっていたかと、、

病気では、ないんですよね、?

先生

そうですね、、少し休めばいいかと、、

そうですか...

看護師

今日はお泊まりになりますか?

...そう、ですね、、

看護師

そうですか、失礼いたしました

それからは、誰も入ってくることもなかったし、口を開かなかった

...、っ、

心の中でごめんね、と何度も何度も繰り返す

この重い空気を遮って青ちゃんが言った

...ねぇ、紫にぃ、赤くんが倒れたって言ったらみんな部屋から出てきてくれるかな、?

っ、、わかんないっ、、でも、自分たちを責めることは確かだよ、

...そっか、

それからまた重い空気になっていった

俺たちのせいで、 赤くんの普通の生活が、 楽しい生活が、 変わってしまったんだ

お母さんもお父さんも俺たちが殺した、 俺たちが部屋から出てこないせいで働きっぱなし、

俺たちが俺たちを責めないように、 毎日のように無理しないでねと言う

俺らはその言葉通りに無理はしなかった でも 1番無理してたのは赤くんだったんだね 1番辛かったのは赤くんだったんだね 気づけなくてごめんね

...ごめん、僕がもっと...手伝ってれば、、

青ちゃんだけのせいじゃないよ、赤くん支えてくれててありがとう

重い空気を遮って口を開くも、出てくるのはネガティブな言葉ばかり

俺はこの空気がもっと悪くなる事を防ごうと、 出来るだけポジティブな言葉を返そうとした でも、どんな言い方をしても、俺たちが悪い、という意味になってしまう

俺は右の手を、青ちゃんは左の手をそっと両手で包んだ

その手を震える俺の手で優しく撫でた

俺の手よりも遥かに小さい赤くんの手、兄弟誰よりも小さい赤くんの体

その姿は愛おしくて、可愛らしくて、まるで末っ子のようだった

...みんなで、協力しよう、

...協力、?

うん...赤くんは頑張ったんだから、、俺らもその分頑張らなきゃ

...出て来てくれるかな、

...分かんないけど、、やるしかないよ

...そう、だね、、
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