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第8話 悲報 天気:晴れのち曇り
上野 勇(うわの ゆう)
昨日、あの告白の後 琴は俺の家まで送って くれた。まあその後すぐに彼は 帰ってしまったが…
上野 勇(うわの ゆう)
今日は初めての彼氏と初の 家デートである!
俺は気分の良さげに鼻歌を歌って 私服に着替えた
尚、服は 上は真っ黒なパーカーで下は 濃い青色の長ズボンだ。
上野 勇(うわの ゆう)
上野勇の親戚の叔母
言い忘れていたが うちの両親は赤子の頃から 忙しく、全く家に居ないから孤児院に預けられた。それを哀れに思った親戚の叔母さんが俺を預かった んだそう。
俺は叔母さんや周りの人達が 大好きだ、だけど俺はまだ それを言えずにいる。 いつか…言えると良いな
柚木琴の家
上野 勇(うわの ゆう)
コンコンッ(扉を軽く叩く音)
柚月 琴(ゆづき こと)
柚月 琴(ゆづき こと)
上野 勇(うわの ゆう)
思わず緊張して変な声に なってしまった…。
柚月 琴(ゆづき こと)
琴は笑いを堪えて俺を中へと招いた …正直少しイラッと来た。
柚月 琴(ゆづき こと)
上野 勇(うわの ゆう)
柚月 琴(ゆづき こと)
上野 勇(うわの ゆう)
柚月 琴(ゆづき こと)
柚月 琴(ゆづき こと)
タッ(走る音)
上野 勇(うわの ゆう)
ギィッ(扉の開く音)
上野 勇(うわの ゆう)
柚月 琴(ゆづき こと)
上野 勇(うわの ゆう)
俺が嬉しそうに笑顔を向けると琴は 顔を赤らめ目を逸らしていた
柚月 琴(ゆづき こと)
上野 勇(うわの ゆう)
柚月 琴(ゆづき こと)
俺達は顔を合わせて笑い合った
上野 勇(うわの ゆう)
柚月 琴(ゆづき こと)
散々笑い合った後、格闘ゲームを した。琴は機械音痴とか言っていたが、どうみてもプロの業だった。
時刻:夕方
上野 勇(うわの ゆう)
柚月 琴(ゆづき こと)
上野 勇(うわの ゆう)
今日は、少し曇っていて、まるで 琴が轢かれかけた時の景色に 似ていた。
上野 勇(うわの ゆう)
そんな事を言いながら俺は 横断歩道を渡っていると
キキーッドシャッ
横からトラックが突っ込んできて 俺はそいつにぶち当たった
上野 勇(うわの ゆう)
俺は冷たくなってゆく自分の体 を見て理解した。
上野 勇(うわの ゆう)
これが俺の最期の言葉なら…
上野 勇(うわの ゆう)
俺は、そう言った後目を閉ざした。
俺は亡くなったのだろう。
とっくの昔から覚悟している。
琴には幸せに生きていて欲しい。
そして、この町の運命を、 誰か、断ち切ってくれ。
ああ、もう時間みたいだ。 じゃあ、また会う日まで
葬式
柚月 琴(ゆづき こと)
柚月琴、俺は涙を堪えて 勇の棺の近くで、うずくまっていた
美術部員
上野勇の親戚の叔母
美術部員さんと勇の叔母は棺少し 遠くで涙を流していた。
柚月 琴(ゆづき こと)
俺は様々な記憶を蘇らせた
そして、1つだけ気になる点が あった
それは…
柚月 琴(ゆづき こと)
夕方に事故が起きやすいのは 普通のことだと思っていたが 俺が轢かれかけた時や、勇が 亡くなった時も夕方頃だった。
柚月 琴(ゆづき こと)
調べなければ、また勇の時の 事故を起こさない為にも。
また…あんなことになったら嫌 だから
柚月 琴(ゆづき こと)
一瞬彼が「うん」と言う姿が見えた ような気がした。
柚月 琴(ゆづき こと)
俺は涙を流しながら、そう 言い続けた。
…俺が町を救うんだ 勇のためにも
これで今回の彼らの話は終わります が、後に次回作や、番外編を投稿をする予定なので是非見ていって ください。皆様タップお疲れ様ですそして、次回作をお楽しみにして いてください!