💕
〜♪〜♪
鼻歌を歌いながら帰路を辿る。
手には、大量の結婚式場のパンフレット。
俺の愛しい彼女と式を挙げるための準備を、俺は密かに進めていた。
やっと候補がしぼれて、今日サプライズで彼女に見せようと思っている!
りいぬのやつ、喜んでくれるかな……?
驚くだろうな〜♪
何処がいいって言うかな?
俺的にはこのちょっと教会っぽい所似合うと思うんだけど。
💕
ガチャ。ただいま〜
……返事はない。
あいつ、居ないのか?
不思議に思いながらリビングへ向かうと……
❤
……さとちゃん ニコッ
💕
なんだよ笑笑 居るなら返事しろよ
❤
ねぇ、さとちゃん。話があるんだ。
💕
? どうした、そんな真面目くさった顔して笑笑
❤
真面目な話だよ。
え、怖い怖い。 俺りいぬになんかしたっけ?
💕
な、なに……?
怯えながら彼の向かい側に座ると、
彼は静かに微笑んで言った。
❤
別れよ?
初投稿です。 よろしくお願いします! (次回から連載の方に移行します。)