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くぅっ新学期疲れた心にきくぅぅっ
最高だったよ~!! 綾人イケメンですね… やり返さないで一発だけって 色々考えた結果そうなったんだよね そう考えると元カレダサい笑 更紗ちゃんめっちゃいい子! 綾人両親亡くなってるのかな おじいちゃんと仲いいの好きw 新キャラ癖強いな~発音良い! 萌音ちゃん 辞めた方がいい とか 私にして とか言うのかな~ それか脅すか!楽しみ!! これからも頑張ってね👊✨
萌音ちゃんいらん事綾人に言うなy((( 箱崎さん!仲良くなりましょ!! 𝐵𝑜𝑦𝑠 𝐿𝑜𝑣𝑒語りましょー笑 前田くん被害者すぎて草 続きが楽しみすぎるぅ〜( ´›ω‹`)💕
主
主
主
主
昼休み
赤城 瑠衣
木下 更紗
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
木下 更紗
木下 更紗
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
木下 更紗
赤城 瑠衣
綾人の担任
瑠衣と話しているとあやくんの担任が私の名前を呼んだ
木下 更紗
赤城 瑠衣
木下 更紗
綾人の担任
綾人の担任
木下 更紗
あやくんの担任が向かった場所は職員室
綾人の担任
木下 更紗
木下 更紗
綾人の担任
綾人の担任
綾人の担任
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
綾人の担任
綾人の担任
綾人の担任
木下 更紗
綾人の担任
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
綾人の担任
木下 更紗
職員室から出て保健室へと走る
木下 更紗
木下 更紗
ガラッ
木下 更紗
保健室の先生
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
あやくんの頬は赤く晴れ、保冷剤で冷やしていた
木下 更紗
木下 更紗
保健室の先生
保健室の先生
木下 更紗
高坂 綾人
あやくんは目を逸らして苦笑いをしている
保健室の先生
保健室の先生
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
保健室の先生
高坂 綾人
保健室の先生
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
ずっと黙っている私を不思議に見つめるあやくん
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
保健室の先生
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
保健室の先生
保健室の先生
保健室の先生が静かに出ていく
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
ムカつく
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
嘘、怒ってる
あやくんが私なんかのために傷ついてるのが超ムカつく
体なんてはらなくていい
木下 更紗
木下 更紗
私は大丈夫だから
あやくんが無事なら、どんな辛いことでも我慢できるから
だから───
傷つかないで欲しい
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
あやくんがへらっと笑う
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
自分の好きな人がたくさん殴られて悔しくないわけない
悔しくて…涙が出た
高坂 綾人
高坂 綾人
あやくんが椅子から立ち上がり、こちらに近づいてくる
木下 更紗
木下 更紗
そう叫んで私を呼び止めるあやくんの声を無視して保健室から出ていった
さらちゃんが出ていく
追いかけようと思ったけど健太郎くんから殴られた所が痛くて走れなかった
俺ってほんとに弱いな…
高坂 綾人
高坂 綾人
保健室の先生
高坂 綾人
高坂 綾人
保健室の先生
高坂 綾人
教室
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
木下 更紗
赤城 瑠衣
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
赤城 瑠衣
その日の帰りのHRの時に健太郎が2週間の停学処分になったと担任の先生が言った
そして放課後、あやくんの担任を捕まえあやくんがどうなったか聞くと
1週間の"自宅謹慎"になったらしい
4日後
木下 更紗
赤城 瑠衣
木下 更紗
4日前の放課後に謝罪のLI●Eをしたが既読にならないのだ
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
赤城 瑠衣
木下 更紗
木下 更紗
赤城 瑠衣
赤城 瑠衣
木下 更紗
木下 更紗
学校から帰って制服のまま家を出た
朝に降った雨の水溜まりがまだ残っている
木下 更紗
木下 更紗
あやくんの家を探し始めて30分
それらしい家は見つからない
木下 更紗
そう思った時───
"待たんかぁぁ!!"
木下 更紗
どこからか、おじいさんの声が聞こえる
木下 更紗
後ろを振り返り、次に右を見るとあるものが私に猛スピードで迫っていた
白い大型犬だ
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
おじいさん
犬の後ろからおじいさんが追いかけてきている
犬はやっぱり私を見ているように思えた
木下 更紗
そして私は犬とは正反対の方向へ走り出す
犬は他の人に目もくれず、こちらに猛スピードで向かってくる
木下 更紗
おじいさん
木下 更紗
しかし私の足が犬の足に勝てるはずもなし
追いつかれて遂には犬に足がぶつかって転んでしまった
ベシャッ!
なんと、丁度転んだ場所に水溜まりがある
そんなのおかまいなしに犬は舐めてきたり甘噛みしてきたりした
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
もち
おじいさん
やっと追いついたおじいさんが犬のリードを引っ張る
しかし犬は私から一向に離れない
おじいさんの手を借りて起き上がり、制服を見ると上が濡れていた
木下 更紗
木下 更紗
おじいさん
おじいさん
木下 更紗
おじいさん
木下 更紗
今私は、おじいさんの家にいます
おやつがないと犬が私から離れてくれないからです
そしてついでに着替えも貸してくれました
花柄の服でおばあさんが着てそうな生地
ドアの向こうから話し声が聞こえる
木下 更紗
そして足音が近づいてきた
木下 更紗
ガチャ
木下 更紗
今の私はベストとシャツを脱いでいる状態
つまり、上半身が下着姿というわけで…
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
なんとドアを開けたのはあやくんだった
驚きすぎてお互い固まる
木下 更紗
数秒後、我に返って近くにあったくしを投げつけた
そのくしが見事にあやくんの顔に当たる
高坂 綾人
高坂 綾人
あやくんも痛みで我に返り、ドアを閉めた
そしてドア越しに話しかけてくる
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
ここに来た経緯を話す
高坂 綾人
高坂 綾人
おじいさん
おじいさん
おじいさん
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
あやくんの声が離れていくと同時にドタドタと足音がうるさくなった
おじいさん
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
おじいさん
高坂 綾人
おじいさん
おじいさん
高坂 綾人
おじいさん
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
Take2
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
少し恥ずかしくなって目を逸らす
おじいさん
高坂 綾人
木下 更紗
私の隣にあやくん、その正面におじいさんが座った
木下 更紗
木下 更紗
おじいさん
おじいさん
木下 更紗
あやくんとは私が一方的に怒った日から会っていない
連絡もしてない
少しだったのに、長い時間会えなかったように感じる
木下 更紗
でもなかなか上手く言葉にできない
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
おじいさん
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
おじいさん
おじいさん
おじいさん
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
おじいさん
高坂 綾人
高坂 綾人
あやくんがそう言って2階に上がっていった
木下 更紗
木下 更紗
おじいさん
おじいさん
おじいさん
木下 更紗
おじいさん
おじいさん
木下 更紗
おじいさん
おじいさん
木下 更紗
あやくんの部屋
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
あやくんからそう言われたのでベッドの横の床に座る
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
恐る恐るあやくんの顔を見ると目をぱちくりとさせていた
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
優しく笑う彼の唐突な告白に間抜けな声を出してしまう
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
あやくんは私の些細な行動の中からたくさんの良いところを見つけてくれる
見つける度に"ありがとう"と言ってくれる
"ごめん"じゃないね
木下 更紗
木下 更紗
"ありがとう"の方がいい
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
あやくんがわざとらしく胸を抑え始め、
高坂 綾人
苦しそうにクサイセリフを吐いた
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
1階に降りると犬(もち)がこちらに駆け寄ってきた
もち
木下 更紗
木下 更紗
おばあさん
おじいさん
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
小柄で優しそうなおばあさんがおじいさんの横に座っている
おばあさん
おばあさん
おばあさん
柔らかくて落ち着く声
木下 更紗
木下 更紗
もち
木下 更紗
先程からずっともちに甘噛みされる
木下 更紗
高坂 綾人
私に続いて降りてきたあやくんがもちを見て顔を曇らせた
高坂 綾人
高坂 綾人
もち
おばあさん
おじいさん
おばあさんがもちとあやくんを大人しくさせてなんとか静かになる
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
もち
もちがあやくんに飛びかかって腕に噛み付いた
高坂 綾人
おばあさん
おじいさん
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
もち
おばあさん
おじいさんがもちを別室に連れていく
木下 更紗
高坂 綾人
あやくんが目を合わせてくれない
おばあさん
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
心配ぐらいしたい
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
無意識に悲しい表情をしていたようだ
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
おばあさん
高坂 綾人
木下 更紗
おばあさん
正人=おじいさん
高坂 綾人
高坂 綾人
おばあさん
おばあさん
高坂 綾人
おばあさん
木下 更紗
木下 更紗
おじいさん
おじいさん
木下 更紗
制服に着替えて外に出ると空が夕焼けに染まっていた
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
おばあさん
おばあさん
高坂 綾人
木下 更紗
おばあさん
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
そんなことで家まで送ってもらうことになった
おばあさんに会釈してあやくんと肩を並べて歩き出す
※おじいさんは家の中でもちを見張っている
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
あやくんのクサイセリフにいちいち反応してたらキリがない
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
そう言ってあやくんがへらっと笑った
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
あやくんの言葉で"猫かぶり"も悪くないと思える
木下 更紗
次の瞬間、彼の手と私の手が当たった
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
期待する私の気持ちに気づいていないのか、あやくんの手が離れる
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
家に着く頃にはもう辺りは暗くなっていた
私の気持ちはずっとモヤモヤしている
高坂 綾人
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
回りくどい
「手を繋ぎたい」と正直に言えばいいのに
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
1番大切なことが彼に伝わってない
このままじゃダメだ
私はまだ1度も、
"好き"だと言ってなかった
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
あやくんがいきなりしゃがみこんだ
高坂 綾人
高坂 綾人
あやくんに続いて私もしゃがむ
木下 更紗
高坂 綾人
手と手が触れ合う
高坂 綾人
そう言う彼の耳は赤くなっていた
きっと私の頬も同じ様になっているだろう
誰もいない……
かと思いきや後ろから気配を感じる
木下 更紗
高坂 綾人
慌てて振り返るとそこには人影があった
木下 更紗
木下 更紗
慌ててあやくんの手を離す
???
木下 更紗
高坂 綾人
木下 更紗
箱崎 真知子
高坂 綾人
高坂 綾人
箱崎 真知子
木下 更紗
木下 更紗
箱崎さんは私と同じマンションに住んでる人だった
顔を知らなかったのは高校入学時に引っ越して来たかららしい
高坂 綾人
高坂 綾人
箱崎 真知子
高坂 綾人
木下 更紗
木下 更紗
高坂 綾人
箱崎 真知子
箱崎 真知子
高坂 綾人
箱崎 真知子
前田くん=綾人の友達
箱崎さんがキラキラとした目つきになる
高坂 綾人
木下 更紗
箱崎 真知子
箱崎 真知子
高坂 綾人
あやくんの顔がみるみる曇っていく
高坂 綾人
箱崎 真知子
高坂 綾人
箱崎 真知子
高坂 綾人
箱崎 真知子
高坂 綾人
高坂 綾人
木下 更紗
高坂 綾人
数日後
綾人の自宅謹慎が終わる
佐藤
高坂 綾人
前田
高坂 綾人
前田
高坂 綾人
高坂 綾人
前田
前田
箱崎 真知子
高坂 綾人
箱崎 真知子
高坂 綾人
前田
前田
箱崎さんから逃げて階段を上がる途中、誰かにぶつかった
高坂 綾人
花宮 萌音
高坂 綾人
そのまま通り過ぎようとすると、
花宮 萌音
と、呼び止められた
高坂 綾人
花宮 萌音
花宮 萌音
高坂 綾人
箱崎 真知子 (はこざき まちこ)
イラスト:Xより ヒゴロ様
主
主
主
主