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天才という馬鹿な虫。

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天才という馬鹿な虫。

4 - 考える者は…なんだろう…

2025年06月19日

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優希

紫黯

おー…よし、逃げよ!

優希

えっ!?

紫黯

ナイフ捨てちゃダメだよ!

優希

う、うん!

僕には何故か、新しい感情が芽生えていた。

人を殺した爽快感を覚えてしまった。

それと同時に、罪悪感も芽生えた。

紫黯

次行こ。急がないと。

優希

うん……

紫黯

わぁ、綺麗なところ…

優希

ここには母さんいないよ、?

紫黯

わかってる。

優希

…ヒール痛くないの?

紫黯

ん〜?

紫黯

痛いよ?

優希

じゃあなんで履くの、?

紫黯

…綺麗だから

紫黯

それと、身長も高くなるしね

優希

それ履いたら何cmになるの?

紫黯

えっと〜168cm

優希

高いね…

紫黯

元から160cmあるから

優希

そーなんだ。

紫黯

君はまだちっさいんだね

優希

まだ8つだよ?

紫黯

だからちっさいのね

優希

紫黯だってちっちゃい頃はあったでしょ、?

紫黯

あったよ〜。ヒール履いてたから身長は高かったけどね

優希

そんなに小さい頃からヒール履いてたの、?

紫黯

まぁ、お姫様だから

優希

お姫様がなんで殺しを、?

紫黯

探るな。

優希

……はい。

優希ッ!!

優希

ッ!?

優希

か、母さん……

こんな所で何やってるの。

早く仕事場に戻りなさい。

優希

え……っと

そちらの方は誰なの?

紫黯

…はぁ……

紫黯

シュアン・メイフィルをご存知で?

あー、あの何もできないお姫様。

紫黯

えぇ、それが僕です。

ッ!?失礼しましたッ!

紫黯

慣れてるんで気にしないでください

紫黯

……かなりのお疲れのようですね

紫黯

少し休憩しましょうか

紫黯

ヒールで走って大変だったでしょう

優希

……

紫黯

……

優希

ッ…

僕は母さんの心臓も刺した

優希

紫黯

…あー良かった。

紫黯

やっと休憩できますね。

優希

……ぁ…ッ…あぁッ……

紫黯

おや……

紫黯

…眠りなさい

優希

ッッ……zzZ

辛かったでしょう。

ここは燃やすね。

もう大丈夫。

何もしなくていい。

…他なにか無いかな…

……何もなさそうだな

よし…連れ帰るか……

服もちゃんと用意したし、

ちゃんと根城もある。

安心してね。

コツコツと、

歩く音が響いていた。

なんだか、運ばれているような感じが

懐かしかった。

優希

……う……

紫黯

おはよう。

優希

…ここは……?

紫黯

僕のお城。

優希

…こんな病院みたいな所が…?

紫黯

うん。

紫黯

まあ隠れ家って言った方がいいのかな。

優希

…ここで……1人、?

紫黯

ずっと1人だった。

優希

寂しくなかったの、?

紫黯

うん。人を探してたから。

優希

人、?

紫黯

君とか、他にもいっぱいいるよ、見る?

紫黯

カード集めてるの

優希

…なんで名前知ってるのかなと思えば

優希

これか……

優希

色んな情報が書いてある…

優希

……家計まで…

紫黯

ざっと25人ぐらいはいるんじゃない?

紫黯

会ってからのお楽しみ

優希

…どんな子が来るの、?

紫黯

ん〜、色んな子が来ると思うよ〜

紫黯

そこまでしか言えないなぁ…

優希

そっか…

天才という馬鹿な虫。

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