Noside
朱
失礼します
グルッペン・フューラー
どうしたんだゾ。朱
トントン
朱が来るなんて珍しいな
朱
頼みたいことがあって
グルッペン・フューラー
何だ?
朱
幹部の皆さんを此処に呼んでほしくて
朱
葵さんも
グルッペン・フューラー
そんなことか。構わないゾ!
【幹部全員会議室に集合しろ】
トントン
何かあったんか?
朱
話さなければいけないことがあって
トントン
?
シャオロン
何で無能もおんねん
葵
呼ばれたので
シャオロン
誰もお前なんか呼ばんわ
トントン
お前等落ち着け
シャオロン
チッ
グルッペン・フューラー
よし、全員集まったな
トントン
それで?話すさんといけんことって何なんや?
朱
私は……
我々だ
?
朱
a国のスパイです
鬱
は?
コネシマ
何言っとるんや?
シャオロン
無能に脅されて言わされとんのか?
朱
違います。本当にa国のスパイなんです
グルッペン・フューラー
……仮にそうだとしてa国は何の得もしないぞ
朱
分かっています
葵
……
トントン
分かっている上で俺等に伝えたのは俺等に何かしてほしいからか?
朱
はい
朱
a国と戦争をしてほしいんです
その時 ある者の口角が上がり、 ある者の目がギラつき、 ある者の殺気が鋭くなった
葵
何故?あなたの故郷でしょ?
朱
はい
オスマン
ならどうしてめぅ?
朱
私は__







