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落とすからね、如月くん

第4話 - ずるい如月くん

2025年11月12日

#青春恋愛

3時のおやつ。

文化祭準備

瑠菜

はーい、みんな

瑠菜

まずは内装作っちゃおう！

はい！))

瑠菜ちゃん、私衣装作るよ！

この子、家庭科部の部長よ！衣装は私達に任せて！

瑠菜

わぁ頼もし〜！

瑠菜

ありがとね！布とかは私用意するよ〜！

大丈夫だよ瑠菜ちゃん！

部室に大量の布あって、それ使っていいとのことだから！

瑠菜

あーそうなの！

瑠菜

じゃあ衣装は頼むね、ありがとうー！

瑠菜は優しく微笑む

...可愛い

分かる

希

瑠菜ーこっちお願いー

瑠菜

はいはーい！

瑠菜

あ、朔玖も手伝ってよね！

朔玖

...ん

ねぇ如月くんと瑠菜ちゃんて仲良いよねｻﾞﾜｻﾞﾜ

瑠菜

(うｯ...聞こえてるっつーの！！)

数週間後

文化祭　衣装試着

じゃーん！！

衣装できました！

瑠菜

わぁぁっ ....！！！

瑠菜

すごいっ ...すごすぎるよ...！！！！

へへぇ〜

よかったらさ、衣装着てみて！

瑠菜

え瑠菜が1番でいいの？

もちろん！！

委員でいつも頑張ってくれたしね

瑠菜

っ〜！！

瑠菜

ほんとにありがとー！！

瑠菜

じゃあちょっと着てくる！

試着中

瑠菜

じゃーん！

瑠菜

すごすぎる..マジで！

瑠菜

このレースちょー可愛いし..！

っ....！！

瑠菜ちゃんが可愛すぎるよ〜！

瑠菜

えぇそうかな〜

瑠菜

ありがと〜！

瑠菜ちゃん、あの人に見せてくれば？

瑠菜

あの人？

如月くん！

瑠菜

え

瑠菜

ちょｯ ....

瑠菜

なんで朔玖が出てくるのー！！

えぇーだって2人仲良いしさ！

付き合ってるよねー？

瑠菜

なわけ....！！

あ、如月くん廊下歩いてんじゃん！

いってこーい！

瑠菜

あっ...ちょっと、！

瑠菜の背中を押す

瑠菜

あ....

朔玖

....

朔玖

何

瑠菜

え、いや...なんでも

朔玖

....やっぱ着るんだ

瑠菜

...別に

瑠菜

いいでしょ？

瑠菜

やっぱ朔玖、瑠菜がメイド服着てるところ見られるの、嫌なんだ────

朔玖

まぁ...うん

瑠菜

え' 、？

朔玖

似合ってるから

朔玖

あんま見られたくない

瑠菜

/////////？！！

朔玖

うわあっか

朔玖

梅干しかよ

瑠菜

ちょっと...！！

瑠菜

瑠菜をはめたな？！

朔玖

ん

朔玖

冗談に決まってんじゃん

瑠菜

うｯっ ..！！

最悪最悪！！

朔玖に意地悪されて顔真っ赤になっちゃったじゃん！！

瑠菜

最悪.....

瑠菜

いつも瑠菜ばっか.....

瑠菜

朔玖のばーか！！

瑠菜は教室の方は走る

朔玖

....はぁ

朔玖

あんなの心臓に悪いだろ.......(ﾎﾞｿｯ

もう最悪、最悪だよ！！

なんで朔玖にあんな言われなきゃ...

希

あ、瑠菜

希

メイドきたんだ、似合ってるじゃん

瑠菜

え、ほんと！！

瑠菜

でしょー！！

希

文化祭儲かりそう

瑠菜

た、たしかに

あ、瑠菜ちゃん！一旦服脱いでくれるー？

瑠菜

あーごめん！わかったー！

数時間後

瑠菜

あーもう暗くなっちゃったー、、

ねえ瑠菜ちゃん！今先生たちに教えてもらったんだけど、今日泊まり込みで作業していいって！

瑠菜

え、まじ？！

それ本当か？！

まじまじ！

今日残れる人残っちゃってー！

はーい))

とことこ))

朔玖

ねぇ

瑠菜

んー？

朔玖

あんたも残る？

瑠菜

うん

瑠菜

残って、残りの作業やる！

瑠菜

朔玖は？

朔玖

...じゃあ俺も

瑠菜

はいはーい

瑠菜

...ん？

瑠菜

(俺"も"、？？！)

瑠菜

(それって...瑠菜が残るから俺もー！みたいなかんじだよね？！)

瑠菜

朔玖くーん？俺'も'ってことは〜、瑠菜と一緒にいたいってことでいいかな〜！

朔玖

...なわけ

瑠菜

....ですよね〜

瑠菜

てか！まだ朔玖、瑠菜に落ちてくれないのー？

朔玖

....誰があんたなんかに落ちるか

瑠菜

うわひっど！！

瑠菜

瑠菜のこと好きな人いっぱいいるもんねー！！

朔玖

はいはい

数時間後

希

ねぇ瑠菜、布団とかってどうするの？

瑠菜

あーなんか先生とか色々用意してくれてるっぽい！！

瑠菜ちゃん、メイドの髪飾りってこんなもんでいいかな？

瑠菜

うわ〜！ちょー可愛い〜！！

瑠菜さん、こっちの建物ってこんな感じでいいかな？

瑠菜

うんっ、すっごくいい！

瑠菜

(なんか、みんな燃えてきてる...！)

瑠菜

ねー朔玖も手伝ってーｯ

瑠菜

って、朔玖は？

如月くん、一階の物置部屋に行ったよ

瑠菜

あー、わかった！

瑠菜

あ、朔玖

瑠菜

ちょっと手伝ってほしいことあったんだけどー、

朔玖

ん、

朔玖

あ、俺さあんたに聞きたいことあったの忘れてた

瑠菜

、なに？

朔玖

あんたって、俺のことどう思ってる？

瑠菜

....は？

瑠菜

え、えっとなんだろ

瑠菜

友達みたいな？

朔玖

...そっか

瑠菜

なに、それがどうかしたの

朔玖

いやべつに

瑠菜

逆にそっちは瑠菜ことどう思ってるの！

朔玖

んー、

朔玖

鬱陶しい猫？

瑠菜

な" ｯｯ ...！！

瑠菜

(でも猫...？可愛いし...鬱陶しい？性格のことだよね...)

瑠菜

ありがとうだけどひどい()

朔玖

は？

朔玖

どういうことだよ笑

朔玖

笑笑

瑠菜

ちょ、そんな笑わなくてもいいのに..

朔玖

むり、おもしろすぎ

瑠菜

えぇ...そんなに...？

朔玖

はぁ

朔玖

久しぶりに大笑いした

朔玖

ありがとな、瑠菜

てくてく))

瑠菜

.....

瑠菜

(急に名前呼びって...なんなのよ...、//)

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