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朝6時 人々が活動を始めた頃 ちゆは静かに靴の紐を結んでいた
療本 ちゆ
立ち上がり 静かにつぶやく 家にはちゆ以外 誰もいない
ちゆは両親がいなかった ある女に個性を利用させてあげる代わりに 保護者になってもらっている
その女は1ヶ月に1回程度しか帰って来ないで 来たとしても個性目的だった
療本 ちゆ
深呼吸を小さくする そして覚悟を決めて前を見る
療本 ちゆ
彼女は立ち上がり外へ飛び出した
療本 ちゆ
歩きながら 目の前にたつ雄英を見つめる
ちゆ以外には誰もいなく 風が彼女の足元を吹き抜けた
療本 ちゆ
彼女は足を早めて 雄英に入っていった
小走りになりながら 1-A組を探す
療本 ちゆ
療本 ちゆ
巨大な扉が聳え立つ
療本 ちゆ
療本 ちゆ
躊躇しながらも 一気にドアを開ける
教室に入ろうとすると何かに ぶつかり開けられない
療本 ちゆ
彼女は少し考えて思いっきりドアを押す
緑谷 出久
少年はドアに挟まりながら慌てて叫んだ
麗日 お茶子
療本 ちゆ
ちゆが気がつくとあの緑頭の少年が ドアに挟まっていた
療本 ちゆ
飯田 天哉
療本 ちゆ
突然 男が目の前に聳え立ち 腕を組みながら言う
療本 ちゆ
療本 ちゆ
時計を指さし 睨みつけながら言う
飯田 天哉
飯田 天哉
男はクイッとメガネを上げて 生真面目そうに言う
療本 ちゆ
ちゆは男を無視して避け 指定された席に座る
飯田 天哉
相澤 翔太
突然 低音のかすれた声が教室に響く
療本 ちゆ
どこから声がしたのか分からず辺りを見渡す そしてふと 下を見ると 黄色い寝袋に包まって 倒れている くたびれた男がいた
相澤 翔太
教室にいる全員が思う "何かいる…!!"
相澤 翔太
面倒くさそうに寝袋に包まったまま立ち上がり チャックを開けて中から出てくる
相澤 翔太
療本 ちゆ
療本 ちゆ
くたびれている男を冷静に観察する
相澤 翔太
相澤 翔太
その瞬間 再び教室に衝撃が走る 「「担任…!!」」
相澤 翔太
寝袋の中から青と赤と白が混じりあった 体操服のようなものが現れる
療本 ちゆ
「「個性把握テスト?!?!」」 クラス全員がそう叫ぶ
慌てた様子で言う
麗日 お茶子
相澤 翔太
相澤 翔太
クラス全体が まじか… のような雰囲気になる
療本 ちゆ
少し緊張が走る
相澤 翔太
相澤 翔太
振り向いて生徒たちの方を見る
相澤 翔太
スマホを私たちに見せる
相澤 翔太
相澤 翔太
呆れたように言う
相澤 翔太
療本 ちゆ
相澤 翔太
1人の男を指さして言う
相澤 翔太
爆豪 勝己
相澤 翔太
少し不機嫌そうな様子で答える
爆豪 勝己
相澤 翔太
相澤先生がそう告げると爆豪は静かに前へ歩み出す
相澤 翔太
相澤 翔太
爆豪 勝己
相澤先生が短く告げると 爆豪はすぐに投げる準備を始める
療本 ちゆ
爆豪 勝己
療本 ちゆ
ボオォン……!!
爆豪の手から爆発がおこり 火花が飛び散る ボールは弾丸の様に空高くまで舞い上がった
相澤 翔太
相澤先生が持っているスマホに記録が映し出される
相澤 翔太
スマホには 705.2mと映し出されていた
「おぉお!」 その場に歓声があがる
雷 電気
驚きすぎて逆に呆れる
芦戸 三奈
興奮して 手と手を合わせる
療本 ちゆ
手に力がこもる
瀬呂 範太
続けて 楽しそうに喋る
瀬呂 範太
皆が興奮と楽しさで盛り上がっている中 相澤先生が口を開く
相澤 翔太
相澤 翔太
相澤 翔太
口元を歪ませて不気味な笑みを浮かべる
相澤 翔太
相澤 翔太
「「はぁぁぁ?」」
クラス全員が驚いて目を見開く
療本 ちゆ
目を細めて下を向く
療本 ちゆ
療本 ちゆ
覚悟を決めて前を見る
相澤 翔太
髪をかきあげ不気味な笑顔で言う
相澤 翔太
療本 ちゆ
麗日 お茶子
麗日 お茶子
麗日 お茶子
麗らかは前に出て訴える
相澤 翔太
相澤 翔太
麗日 お茶子
相澤 翔太
相澤 翔太
相澤 翔太
生徒たちは少し残念そうに息を飲む
相澤 翔太
相澤 翔太
相澤 翔太
人差し指で手招きをして笑ってみせる
相澤 翔太
療本 ちゆ
療本 ちゆ
療本 ちゆ
睨むように相澤先生を見つめる 覚悟はできたいつでもかかってこい…
相澤 翔太
相澤 翔太
第一種目:50m走
ロボット
ロボット
ビュンっっ!!
飯田 天哉
彼の周りに風が吹き上がる 彼の足跡が地面にくっきり残っていた
ロボット
爽快にゴールを駆け抜ける
たった3歩でゴールに到達したにも関わらず 納得いかなそうにつぶやく
飯田 天哉
療本 ちゆ
腕を組みながらも少し驚く
相澤先生は飯田を見てつぶやく
相澤 翔太
相澤 翔太
続けて蛙水梅雨がゴールする
ロボット
蛙のように首を傾げる
蛙吹 梅雨
麗日 お茶子
彼女が靴に触れると淡い光が出て たちまち無重力になる
ロボット
ロボット
麗日 お茶子
腕を大きく振り上げて全力で駆け抜ける
ロボット
麗日 お茶子
目を大きく見開いておどろく
麗日 お茶子
青山 雄英
青山 雄英
そう言い放った瞬間 お腹からビームが出る その力を利用し素早くレーンを抜ける
青山 雄英
ロボット
そうして振り返りキラキラとした目で言う
青山 雄英
その場にいた人は思う 「「なんだこいつ……」」
相澤 翔太
相澤 翔太
冷たい目を今度はちゆに向けた
療本 ちゆ
ロボット
相澤は静かにちゆを観察する
相澤 翔太
相澤 翔太
鋭い目で睨むように見つめる
相澤 翔太
相澤 翔太
ロボット
ロボットがそう告げた瞬間 ちゆは自分の体に触れて唱える
療本 ちゆ
瞬く間に体は淡い光で包まれる エネルギーが沸き上がり、五感がクリアになる
相澤 翔太
彼女が1歩踏み出すと地面がえぐれる 彼女は大きく足を上げて全力で走った
ロボット
芦戸 三奈
雷 電気
周りは意外な結果に驚く
緑谷 出久
緑谷 出久
皆が呆然と見つめている中 相澤先生は冷静に考える
相澤 翔太
相澤 翔太
相澤 翔太
相澤先生は面倒くさそうにため息をつく
相澤 翔太
療本 ちゆ
療本 ちゆ
ロボット
ロボット
爆豪 勝己
ロボット
後に続いて緑谷もゴールする
ロボット
皆がどんどんスタートをきっていく中 額に滲む汗を拭う
療本 ちゆ
第二種目:握力
療本 ちゆ
目を瞑って思いっきり力を込めると 記録は200kgと出る
麗日 お茶子
芦戸 三奈
2人はちゆの記録を見て驚く
療本 ちゆ
冷たく目を背けて返事をする
療本 ちゆ
療本 ちゆ
突然奥で歓声があがる
瀬呂 範太
瀬呂 範太
耳郎 響香
障子 目蔵
障子を遠くから睨みつける
療本 ちゆ
手に込める力が強くなった
第3種目:立ち幅跳び
青山 雄英
爆豪 勝己
様々な人が規格外の記録を出してくる
療本 ちゆ
ロボット
療本 ちゆ
療本 ちゆ
腕を組みながら静かに見つめる
相澤 翔太
相澤 翔太
スマホを再び見て 各生徒の記録を確認する
相澤 翔太
第五種目:ボール投げ
療本 ちゆ
思いっきり身体を捻り 全力で投げる
相澤 翔太
相澤先生が静かにスマホをあげる
療本 ちゆ
どんどん下がってく記録 めまいがして力が入らなくなる
麗日 お茶子
麗日が慌てて支えようとするも ちゆは冷たく突き放す
療本 ちゆ
麗日 お茶子
突然 面倒くさそうにため息混じりに言う
相澤 翔太
療本 ちゆ
相澤 翔太
相澤 翔太
相澤 翔太
相澤先生が鋭くちゆを睨みつける
療本 ちゆ
療本 ちゆ
ふと視線を前にすると皆の視線が集まっていることに気がつく
療本 ちゆ
不貞腐れたように目を逸らす
麗日 お茶子
相澤 翔太
緑谷 出久
療本 ちゆ
療本 ちゆ
療本 ちゆ
ちゆの心に深い闇が渦巻く 視界が霞んで辺りは暗くなる
緑谷が前に歩み出て ボールを手にする
緑谷 出久
療本 ちゆ
療本 ちゆ
冷たく緑谷を見つめた 目には残酷な光が宿っている
緑谷 出久
彼がそう唱えた瞬間 空気が変わる
療本 ちゆ
緑谷 出久
皆が緑谷を見つめる けれど球は小さく弧を描き落ちていった
緑谷 出久
緑谷 出久
相澤 翔太
皆が後ろを振り返る
緑谷 出久
相澤 翔太
髪が立ち上がり 目が赤く光る 首に巻かれていた布が広がっていく
相澤 翔太
療本 ちゆ
療本 ちゆ
療本 ちゆ
グラウンドに強い風が吹く
相澤 翔太
緑谷 出久
図星を突かれたように驚く
相澤 翔太
相澤 翔太
緑谷 出久
相澤 翔太
緑谷 出久
その場が会場に鎮まりかえる
療本 ちゆ
療本 ちゆ
腕を組んで他人事に爪をいじくる
相澤 翔太
相澤 翔太
相澤 翔太
療本 ちゆ
療本 ちゆ
何ていいながらも顔は笑っていた
緑谷 出久
緑谷 出久
バアァァン…!!
ボールが空気を勢いよく切り裂きながら 空中ヘ高く飛んでいく
療本 ちゆ
療本 ちゆ
緑谷の方に目を向ける
療本 ちゆ
緑谷 出久
緑谷 出久
彼は歯を食いしばりながら言う 人差し指だけが赤く腫れ上がっていた
療本 ちゆ
療本 ちゆ
療本 ちゆ
その場が一気にざわつく
雷 電気
麗日 お茶子
飯田 天哉
飯田 天哉
青山 雄英
突然 火花が散る
爆豪 勝己
すると緑谷の方に走り出す
爆豪 勝己
爆豪 勝己
1本の布が爆豪の動きを止める
爆豪 勝己
相澤 翔太
さっき出久の個性を消した時みたいに 目が赤く光る
相澤 翔太
相澤 翔太
冷たい空気が広がり その場にいる全員の背筋が凍る
相澤 翔太
その場の皆が思う
"個性すごいのにもったいない"
相澤 翔太
相澤 翔太
療本 ちゆ
呆れた目で見つめるも すぐに次の場所へ向かう
そのまま順調に競技を終えていき 結果発表に移る
相澤 翔太
相澤 翔太
相澤 翔太
相澤 翔太
一気に緊張がその場に広がる
療本 ちゆ
療本 ちゆ
相澤先生がポチッとボタンを押すと 一気に成績が現れる
療本 ちゆ
療本 ちゆ
下を向き歯を食いしばる
相澤 翔太
あっけらかんとした声で言う その瞬間 え? という空気が広がる
相澤 翔太
ニヤッと笑いながらいう
緑谷 出久
出久を見て呆れたように言う
八百万 百
八百万 百
療本 ちゆ
瀬呂 範太
切島 鋭児郎
校舎に向かって歩き出す
相澤 翔太
相澤 翔太
療本 ちゆ
療本 ちゆ
療本 ちゆ
雄英のガラスが太陽を反射してキラキラと輝く ちゆの瞳もまた復讐の光を宿していた