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私に〝恋愛〟は向いていない。
だって、どうせ みんな付き合っても最終的には別れるんだもん。
だったら人生、そんなことで時間を取りたくないっていうのは、普通のことでしょう?
でも、あの夏の日。
私は確かに恋をした____
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三春 .
三春 .
母 .
ちょ、玄関で待っとってよ〜!!
三春 .
なんで母はいつも私を送り出そうとしてくるんだか、
時間もないのに…、
どどどどどっ 母が猛突進で走ってくる。
母 .
家事に時間がかかっちゃって〜、
母 .
三春 .
がちゃ
暑っつい、 そっか、今日は猛暑日か
最っ悪だ。 これだから夏は嫌いだ。
三春 .
吐息混じりのため息を吐く私。
がらっ
三春 .
教室につくと、そこには見慣れた風景。
mob .
今日転校生来るらしいよ。
mob .
mob .
mob .
mob .
たしか女〜。
mob .
mob .
mob .
卑猥な会話しないでもらっていい?
mob .
mob .
mob .
てかさっきの会話を卑猥って、笑
どんだけだよー!笑笑
ぅるっさ。 少しは黙れんもんかね
がらがらがらー、 教室の扉が開く
教師 .
教師 .
急だが今日は転校生が来ています。
mob .
mob .
教師 .
がらっ 扉が開く。
美羽 .
そこには絶世の美女と言われてもおかしくない人が。
mob .
mob .
mob .
美羽 .
…先生、自己紹介しちゃっていいですかねー?
教師 .
美羽 .
これから1年間、よろしくねー!
教師 .
三春 .
美羽 .
上原、?さん!
そう言って隣で笑う彼女。
…いやいやありえんだろ。 なにこの小説みたいな展開
三春 .
よろしく
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«__ 幸せの1片 __»
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