もし私の顔が半分溶けて 包帯まみれじゃなかったら もし私が火傷まみれじゃなかったら もし、、、私が女の子だったら
チリチリと控えめな時計のアラーム音が鳴る
日帝
学校へ、行か、なくちゃ
日帝
その前に包帯を替えなきゃ
シュルシュル
醜い、あまりに醜い ドロドロに溶けて原型のわからない顔半分 ケロイドや火傷でボコボコの体
日帝
こんなのであの人に会うのは、、、
笑い声が聞こえる 嘲笑うような不快な笑い声
日帝
いや、、、会う権利すらないか
私、日帝はナチスという男に恋をしている 容姿端麗、成績優秀、その上、 家柄満点 そんなハイスペックな男を女子が放って置くわけがない。いつでも誰かがついている
こんな私が恋するだけでも、 許されないことだ
日帝
話したことすらないのにな
日帝
もう始業10分前か
パンッ ぽふりとあたりに白い粉が舞う
日帝
(今日は黒板消しか、後処理が楽だな)
1軍女子
なんか、焦げくさーい
1軍女子
分かるわー
ピカが来たからじゃなぁい
ピカが来たからじゃなぁい
私は幼少の頃の原爆の影響でこんな火傷を 負っている そのせいであだ名はピカだ
ふくなゆ
ごめん、なさい
限界ダァー
いつか続くかもしれない
そん時は勝手にこの文に増えてると思う
限界ダァー
いつか続くかもしれない
そん時は勝手にこの文に増えてると思う
ふくなゆ
ほんとーに、ごめんなさい!






