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君のことは好きだけど、告白なんかはしたくない。

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君のことは好きだけど、告白なんかはしたくない。

5 - 君のことは好きだけど、告白なんかはしたくない。3話

♥

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2019年10月19日

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元ツンデレカップル、藤堂 白と 大河 蓮。

白は女で、剣道に一生を尽くしている。 女言葉を嫌うため、男のような口調で喋っている。

蓮は男で、ものすごくモテている。 その中でなぜ白を選んだかはまだ不明。

付き合って一週間後、蓮からのキスに嫌悪を覚えた恋愛にうとい白は、 蓮に突然 キモいと言って別れを告げた。

白のいきなりの冷めように呆れた蓮も別れることを決意し、 結果は最悪のデートに終わった。

しかし、白はキスはごく普通のことだとかなに教えられ、 自分にも非があったと認める。

相手が可哀想だから、よりを戻すチャンスぐらいあげてやろう。。

そう思った白と蓮は、どうやってお互いをデレさせるかの作戦を練り始める。

白はそれを成功させるために、かなのことを好きな聖と契約を交わし、 お互いに協力し合うと約束する。

次の日、早速聖のために尽くそうと、かなに好きな人がいるか聞くが、 かなは蓮に告白されたばかりだという、、、!

どういうことだ、それ

かな

だから、言った通り。

かな

蓮くんに告白されちゃったの、、

信じがたい話だな、、

れ、、大河とかななんて、クラスメイト以外接点なかっただろ

かな

なんかね、その、、

かな

蓮くんは、白と付き合ってる時から私に思いを寄せていたみたいで

何、、

かな

早く別れて、私に想いを伝えたかったそうなの

本当か、それ

大河が自分の口から言ったのか?

かな

そう。昨日の夜にね。

それで、付き合ってくれと?

(軽い男だな、、)

(常に女を欲してるじゃないか、、)

(いやいや、そうじゃなくて)

(私以外の女に蓮が想いを寄せていることだ!)

(しかし、私に興味がなければ、意味ないじゃないか)

(どうやって告らせるかっていう作戦も無駄になる、、)

(これが本当なら、なんだか、、)

(いや、悲しいわけがない!)

(私はあくまでチャンスを与えようと思っただけなのだから、、)

(そうだ、私は蓮が好きだから落ち込んでるんじゃない!)

(何事にも上位にいるという私のプライドがそれを許さないのだ、それだけだ!)

かな

白?

ああ、ぼーっとしてた

で、付き合ってくれと言われて

かな

勿論

かな

オッケーしたよ?

えっ

かなは大河のことが好きだったのか?

かな

うーん、、それもあるけど、蓮くんって、頭いいし、人気者じゃん?

かな

付き合い始めて、損はないかなって。

かな

あんな完璧な男子そういないしさ

そ、そうか

しかし、あいつはやめとけ!

今すぐにでも、断った方がいい!

かな

なんでよー

それは、、

思ったより冷たいぞ、あいつ

かな

ええー?

かな

めっちゃいい人だよ?蓮くん

うう、、

かな

何、もしかして、蓮くんとより戻した、、

ちがーう!

まったくもって違うぞそれは!

あ、すまん、朝練あったきがするから、もう行く

かな

あ、うんバイバイ

かな

(蓮くんに電話しなきゃっ)

かな

蓮くん?

うん

かな

あのことね、言ったよ

かな

白ちゃんに

そうか

反応はどうだった?

かな

慌ててたよ

かな

あいつはやめとけ!みたいな

へえ〜

オッケー

かな

でも、聖にもそれ言っといてよ?

分かってるって

今すぐそこにいるから伝えてくる

かな

聖が私のことが好きなのは確実だし、あとは聖に告らせるだけだからね

俺もそうだし、この作戦は実に効果的だ

かな

私のアイデアだからね?

かな

じゃ、また連絡してね

かな

よりリアリティ出すために、毎回休み時間、私のクラスに会いにきてね

わかった

おい、お前聞いたか、、、?

付き合ってるってことだろ

かなとれ、、大河

そうだよ!どうすんだよ

どうするって、、

諦めるか?

ちげーよ!

そうじゃなくて、こっちはどうすんだって話!

どういう意味だ

本当に付き合ってるわけねーだろ!?

本当にそうだったら、相当なやばいだよ、かなは

親友の元カレと付き合い始めるってどんな奴だよ

まあ、そうかもしれないが

本当にそうだった場合どうするんだ

それはそれで、、よくないよ!

とりあえずあれは嘘だろ。

お前の注意を引くために蓮が付き合ってるふりしてんじゃねーの

そ、、そうか!

ならいいんだ、それなら

ああ、本当に良かった、、

すごい喜ぶのな

いや別に

実際、振られるなど、私のような完璧な存在にあってはならないことだからな

お、おう

じゃあ、こっちはどうする?

それは明日でいいか

今日はとりあえず練っておく

オッケー

先生

はい、授業を終わりまーす

よし、帰るか、、

靴箱

かな

ねー、一緒に帰ろ

おう

(はあ、、、)

(無視無視)

、、?

靴箱の中に、手紙が入っていた。

藤堂 白 様 へ あなたのことが好きです。

!?

君のことは好きだけど、告白なんかはしたくない。

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