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🤖が🦖に嫉妬する話。 視点色々。 出演 🤖、📡、👑 (📡←🤖)
店長は人間より珍しい生物を好む傾向にある。
だからロボットである私に目をつけ、改造までして自分のものにした。
私の中には店長から授かったものが沢山詰まっている。
それなのに。
レダー
ケイン
レダー
ケイン
レダー
ケイン
最近の店長のお気に入りはザウルスだ。
彼を見かける度手に入れようと話しかけては逃げられている。
レダー
レダー
レダー
ザウルスは何度も私の体を治してくれた心優しい医者で、武器の買い取りでは担当になってくれた信頼できる取り引き相手で、街に来て右も左も分からない私に色んな事を教えてくれた大事な友人だ。
でも店長が彼の名を出す度にエラーを起こし暴走しそうになる。
牢王
ケイン
このままでは暴走した私がザウルスに危害を及ぼしかねない。
そう考え丁度リビングに居た蓮さんに相談したら嫉妬しているのだと返ってきた。
ケイン
牢王
ケイン
蓮さんが興奮気味に感情という単語を口にする。
でも正直自覚は無い。
私はただ傾向を知っているだけだ。
人間がどういう時に喜ぶのか、悲しむのか、怒るのか、楽しいのか。
その知識を持っているだけ。
私自身に感情なんて機能が備わっているとは思えない。
牢王
ケイン
牢王
ケイン
牢王
ケイン
レダー
何かプログラムの一部が揺らいだ気がした。
牢王
ケイン
牢王
ケイン
暫くしてヘリコプターの音が聞こえ2人揃って外に出た。
まさかケインから恋の相談をされるとは思わなかった。
レダー
牢王
レダー
ケイン
ザウルスが居ないことに落ち込むレダーはケインの様子がおかしい事に気が付かない。
地面を見つめたまま静止しちゃって。
それが答えじゃん。
でもケインは自覚しない。
全くしょうがないな。
牢王
レダー
牢王
レダー
次から次へとザウルスの良い所を上げていく。
こりゃ辛いな。
ケイン
牢王
レダー
牢王
レダー
ポカンとしているレダーは放っておいて飛び立とうとしているケインのヘリコプターにギリギリで乗り込む。
ケイン
何処に向かうでもなく、ただ上空を彷徨いながらケインが呟いた。
ケイン
牢王
ケイン
牢王
ケイン
浮いているだけだったヘリコプターは徐々に高度を下げ名前も知らないビルの屋上に着地する。
ケインは自分の手元を見ているばかり。
牢王
ケイン
牢王
ケイン
頭を両手で撫でてやると、そういう事に慣れていないケインが弱く抵抗する。
やっぱりこいつは人間くさい。
牢王
ケイン
牢王
ケイン
牢王
そうと決まれば話は早い。
店長振り向かせ作戦開始だ!
豪邸の玄関にて、ケインに俺の服を着させる。
ケイン
牢王
ケイン
牢王
何でもそつなくこなすケインから自信の無い声が出るのは珍しい。
もっと自分の魅力を認めてやってもいいのに。
紫のフードを被せ整えていると玄関の扉が開いた。
レダー
ケイン
牢王
レダー
牢王
ケイン
レダー
レダーの声が少し低くなった。
効果ありすぎだろ。
もう一押し。
牢王
ケイン
レダー
あれ?
レダー
嫉妬の色は直ぐに隠れ何事も無かったかのようにホットドッグ屋の制服を着て出て行ってしまった。
ケインからの視線が痛い。
ケイン
牢王
ケイン
牢王
ケイン
レギオン横でホットドッグを焼くレダーの姿を確認し、ガラの悪いチンピラに変装する。
今回は弱い所を見せ庇護欲を掻き立たせる作戦。
守りたいと思えばケインを傍に置いておきたくなるだろう。
牢王
ケイン
レダー
背中を押してやれば躊躇いながらもレダーの元へ駆け寄り控え目な声で助けを求めた。
これは演技というものを教えてやらないと。
牢王
レダー
ケイン
レダー
ケイン
レダー
ケインを追いホットドッグ屋の前に着くとケインを庇うようにレダーが前に出た。
いい感じだ。
レダー
牢王
レダー
牢王
レダー
牢王
レダー
これは不味いな。
言葉でぶつかり合っているだけで全く話が進まない。
少し荒っぽいけれど強硬手段を取るとしよう。
牢王
ケイン
レダーの胸倉を掴み殴ろうと拳を握る。
すると後ろに隠れていたケインが飛び出して来て、思わず力が緩んだ俺の足に自身の足をひっかけ転ばされた。
牢王
ケイン
レダー
ケイン
レダー
ここは大人しく引き下がるべきか。
牢王
レダー
雑魚みたいな捨て台詞を吐き捨て走り去る。
後ろを振り返ってみると2人が別れる所だった。
牢王
今度はプレゼントをあげて振り向かせる作戦だ。
何処で覚えてきたのか料理上手なケインにカップケーキを作らせ、それを綺麗にラッピングしてやる。
ケイン
牢王
ケイン
牢王
ケイン
牢王
今日のホットドッグ販売を終え店を畳む。
途中変な半グレに絡まれはしたけれど売り上げ的には上々であった。
タバコを咥えヘリで豪邸を目指す。
そういえば今日のケインはいつもと様子が違った。
いや、もっと前からだ。
急に無口になったり、逃げるようにどこかへ行ったり。
ロボットの顔に表情は無いけれど何か悩んでいるようにも見えた。
これは一度問い質してみる必要がありそうだ。
レダー
ケイン
豪邸に着くと丁度キッチンからケインが出てきて、その後ろには蓮の姿もあった。
ケイン
レダー
ケイン
蓮は信頼できる仲間だけれど、何となく会話を聞かれたくなくて階段を上る。
ほとんど使われていない小部屋に入り念の為鍵をかけた。
レダー
ケイン
レダー
一瞬たじろいだ。
確定じゃん。
ケイン
レダー
ケイン
レダー
ケイン
俺が一歩踏み出すと、ケインは一歩下がる。
そうして壁際まで追い込み壁に手をついて逃げられなくしてやった。
レダー
ケイン
レダー
観念したのかケインが何かをずいっと差し出してきた。
丁寧にラッピングされたカップケーキだ。
レダー
ケイン
レダー
ケイン
受け取ったケーキを口に放り込む。
少しビターなチョコレートの味が口いっぱいに広がった。
レダー
ケイン
レダー
ケイン
朝から2人でコソコソしていると思ったらそういうことか。
あれ、でもだったら。
レダー
ケイン
レダー
ケイン
さっきから「あの…」とか「その…」とか煮え切らない反応が多い。
レダー
ケイン
隠し切れないと悟ったのか今度こそ本当に観念して頷いた。
こんなにしおらしいケインは初めてだ。
ケイン
レダー
ケイン
レダー
ケイン
何だそれ。
つまり俺がザウルスをテイムしようとしているのが気になるってこと?
レダー
ケイン
レダー
え、凄く嬉しいかも。
レダー
ケイン
レダー
ケイン
レダー
ケイン
レダー
ケインを抱き締め背中をトントンと叩くと、少し迷った後にケインも俺に腕を回してきた。
ハイスペックロボットは甘えるのが苦手らしい。
レダー
ケイン
レダー
ケイン
レダー
ケイン
レダー
自分で言って自覚した。
俺はケインが好きだ。
レダー
ケイン
レダー
ケインの腰に手を回し、部屋を出て外までエスコートする。
レダー
END
コメント
2件
しおしおの🤖可愛い…🥰
いや〜〜〜〜〜!!!😭💕💕💕 第36話、めっちゃ良かったよ!! ケインが嫉妬してるのバレバレなのに本人だけ気づいてなくて、でも蓮さんが「それ嫉妬だよ」って教えてくれてからの作戦開始…! しかも店長もケインのこと好きだったんじゃーん!!「お前より可愛い奴なんてこの街に居ないよ」ってセリフに思わず叫んだわ😭✨ ロボットなのに感情が芽生えてるところがもう尊すぎて…。デートの約束までいく流れ最高でした! 2人の今後が気になりすぎる…!!