テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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セカキクアイドルパロ

第6話 - 第6話

2,003

2024年08月20日

#セカキク

#アイドルパロ

#菊受け

#本田菊

#ヘタリア腐

ソルト

主

とても雑です。アイドルのアのじもわからないので温かい目でみてください。誤字脱字がございましたらすみません。

主

セカキクです！どぞ！！

ルート

ついに今日は本田の新メンバーに入ることを世間に告知する日だ。と、いっても午前は俺とフェリシアーノが仕事へ行っているから午後にすることになるのだが、、、

ルート

、、、本田、大丈夫か？

菊

だっだ、ddいじょ、、大じょっ、、ぶですよ！

ルート

うむ、大丈夫そうには見えんのだが。

こんにちは、本田菊です。ひょんなことから今をときめくプロアイドルにプロデュースされ、今日はなんと正式に世間様へとその事を告知する日なのですが、、、。

菊

うぅ、、すみません。本当は全然大丈夫じゃないです。今すぐにでもトイレに駆け込んで全部吐き出したい気分です、、

正直、今日をもって平凡な一般人卒業なわけですから、もうそれはそれは緊張と不安で胃から色々と込み上げてきております。う"っ

フェリシアーノ

ヴェ、きっ、菊ぅ！！

ルート

本当に大丈夫ではないな。

ロヴィーノ

おい、しっかりしろ、このやろぉ。

ギルベルト

ケセセっ！今のお前の顔アイドルになるやつとは思えないくらいひでぇ！！！

ルート

にいさ、兄貴、笑ってやるな

菊

あのっ、本当、私なんかがだっ大丈夫なのでしょっうか、、、

ギルベルト

だぁー！うるせぇ！！大丈夫だから今お前はここにいんだろーが！
さっさとトイレで全部吐き出してこい！！

菊

あっ、ありがとございます。

菊

、それではちょっと失礼、します、うっ

ガチャ

フェリシアーノ

ヴェ〜、菊、大丈夫かなぁ。

ロヴィーノ

ま、大丈夫だろ。

ギルベルト

、、、マジであの顔面白かったな、、、写真撮っとけばよかったぜ。

ルート

兄さん、辞めとけ。

菊

ふぅ。

菊

色々と出したらスッキリしました。

無事、不安やら緊張やらは少し軽減されました。しかし、

菊

皆さんにとんでもなく情けない醜態を晒してしまいました、、、。あぁ、やってしまった。

緊張しすぎてゲロ吐きそうなおじさんなんてアイドルのアの字もないんですが！？

菊

辛い、、、

菊

でもいつまでもウジウジしてはいられません、、、！だって私はアイドルになるんですから！これくらいでへこたれてどうするんです！

菊

しっかりしなさい、本田菊。私ならできる、私なら、、、

菊

あれ、

そういえば、私がアイドルになるという告知の原稿の下書きってどこやりましたっけ？

菊

もしかして、

菊

フェリシアーノくんの家、、、

菊

、、、っ

菊

やっ、、、てしまいましたぁあ！！！

本日のやらかし2度目

菊

いや、まだ間に合います。だって告知は午後から、、、それにフェリシアーノくんの家はここから歩いて行ける距離。

菊

これは、今すぐ取りに行かなくては、

菊

フェリシアーノくんか、ロヴィーノくんから鍵をもらって、、よし！

バン！！

フェリシアーノ

あっ！お帰

菊

フェリシアーノくん！！！

フェリシアーノ

へ？

菊

かっ、鍵！鍵を少しお貸しいただけませんか！？

フェリシアーノ

か、鍵？俺ん家の？それなら兄ちゃんが、

菊

ロヴィーノくん！！か、鍵を少しの間でいいので！貸してくださいませんか！？

ロヴィーノ

、い、いいけどよ。何でだよ？

菊

それ、が、、告知用の、原稿用紙っ、を、忘れっ、、忘れてきてしまい、ましてっ、！！

ロヴィーノ

おっ落ち着けって！！なんだ、そういう事か。ほらよ。

菊

あっ、ありがとうございます！

ギルベルト

にしても、、、お前、しっかりしてるようでたまーに、抜けてるよな。

ルート

本田！今日の予報は雨だ、傘を持っておけ。

菊

、、、ルートさん、いいんですか？

ルート

あぁ、安い物だから、壊したり無くしても構わない。

菊

そっ、そんなことしませんよ。

菊

すみません、ありがとうございます！

ルート

大丈夫か？必要ならマネージャーに車を出させ、

フェリシアーノ

ルート、菊もう行っちゃったよ。

ルート

、、、早いな

ロヴィーノ

まあ、いーだろ。こっからちけーし

ルート

うむ、それもそうか、、、

フェリシアーノ

じゃぁ、菊を来るまでシエスタでもしながら待ってよー

ルート

お前は仕事だ、馬鹿者。行くぞ

フェリシアーノ

ヴェぇ、、、

そして私は無事、原稿用紙を取りに行くことができ、今は事務所へ帰っている途中です。

菊

はぁ、っはあ、、

菊

っ、、はーーーーーー！

最初の方は走っていましたが、おじさんな私の体力はそろそろきれてしまうので、私は息を整え、ゆっくり歩きます。

菊

はぁ、疲れました。

菊

まぁ、ここまで来ればあとは5分くらいの距離ですし、、、それにしてもよかった、早く気づいて。

ホッと私は一息つく、

ーーー息をついていた束の間だった

菊

ん、、、？

突然の大雨粒が頭に落ちたのがわかった。その瞬間、

菊

えっ！

菊

雨！？

突然の雨にあたり、私は原稿を濡らさぬようにと体で覆う。

菊

あっ、そうだ！傘！！

行く前にルートさんから傘を貸して頂いた事を思い出し、バックから取り出す。

菊

ルートさん、ありがとうございます。後でちゃんとお礼を言っておきま、

菊

しょ、う、、、

菊

え？

傘を刺した瞬間、少し遠くの方に全く傘をささず、ただ体を濡らすように佇む男性を見つけました。

菊

薄着ですね、寒そうです。

菊

まぁ、私には関係のない事ですが、、、

傘を弾く雨音がより一層強く、土砂降りになってきた。

菊

、、、

菊

いや、これはルートさんのですし、、、原稿も濡れたら、、、

「ハックションっっ！」

菊

、、、〜〜〜っ

菊

あぁ、もう

菊

あっ、あの！

？？？

、、、　俺か？

菊

(、、、あれ？)

菊

その、傘、、、良ければ使ってください。

？？？

、、、っ！

？？？

いや、いい。

菊

で、ですが！その風邪をひいてしまいます。

？？？

だから、なんだ？

菊

いや、だから、、風邪をひいてしまいます。

？？？

、、、俺が風邪をひいてお前が困ることがあるのか？

菊

え？そ、それは、、、ないですが。

？？？

俺はあまり傘はささない。

菊

それでもっ、、

？？？

いらないって言ってんだろ！！

菊

っ、

？？？

ぁ、怒鳴るつもりじゃ、、

菊

確かに、あなたが風邪をひいたところで私が困りません。
それでも、私があの時こうしておけばよかった、傘を貸せばよかったと、後悔しないためにしたいのです。

菊

自分のため、ですが、見知らぬ貴方でもこんな土砂降りの中、放っておくのは、私の中でずっとこの事が心残りになります。

菊

そんな理由ではダメですか。

？？？

、、、、

菊

って、すみません！お節介ですよね、本当すみませっ、

？？？

俺に、、お前が、、だろ。

菊

え？

？？？

俺に傘を貸したら、お前が濡れちまうだろ。

菊

え、？

？？？

さっきは、その、、、悪かった。俺はあんまり人と喋るのが得意じゃないから、ついあんなこと、言っちまって、、、

菊

そんな、私が勝手に、、、

？？？

それに、てっきり俺が、、、だから、話しかけてきたのかと、、、

菊

？すみません、よく聞き取れなくて、、

？？？

いやぁ！なんでもない！！

？？？

傘、ありがとな。でも、俺が使ったらお前が濡れる。

菊

それは、お気になさらず、、、。目的地までここから近いんです、どうぞお使いください！

？？？

、、、そんじゃ、折角だから。

菊

えぇ、すみません。突然の知りもしない人からのお節介なんて、迷惑でしたよね、、？

？？？

まぁ、最初は何だこいつって思ったけどな。

菊

そ、そうですよね。

？？？

あっ、いやぁ、でもお前がいい奴だってわかったし、その、

菊

ふふ、、ありがとうございます。

？？？

っ、、！おっ、おう、　。

菊

って、あ！！

菊

すみません、それでは私、もう行きますね！傘は、、、(ルートさんごめんなさい。)
返さなくて結構ですので。

？？？

あっ、まっまた、、会え、るか？

菊

へ？、そうですね、また会えたら嬉しいです。

？？？

、、、ああ！

菊

それでは、またいつか

？？？

行っちまった、な。

菊

ふふ、なんだか素敵な出逢いをしましたね。

その後、雨がだんだんと小雨になってきた。私は雨粒から原稿を濡らさないよう体で少し覆う。

菊

ちょびっとロヴィーノくんにも似てたかもです。不器用なところとか、、、

菊

にしても、、、

菊

彼、どこかで見たことあるような、、、声も。

菊

帽子も深く被ってマスクもしてましたし、、、顔はよくわかりませんでしたねぇ。

「菊〜！！！」

菊

へっ、

何処からか聞こえる聞き覚えのある声、、、私はパッと横を見る。

菊

フェリシアーノくん、！

黒色の車が隣に泊まっていて、窓からひよっこりとフェリシアーノくんが顔を出していた。

フェリシアーノ

菊！よかった、原稿あったんだね〜

菊

はい、大変ご迷惑をおかけして、、、

フェリシアーノ

気にしないでよ〜、

菊

今からどこへ？

ルート

仕事だ。

菊

ルートさん！

隣の座席からルートさんも顔を見せる。

菊

そうですか、頑張って来てくださいね。

フェリシアーノ

うん！頑張って寝ないようにするよ〜

ルート

寝ないのが当たり前だ！！

ルート

む、、？本田、傘はどうした、。

菊

えっ、えぇと、、、

菊

壊したわけでもなくしたわけでもないのですが、人に貸してしまって。

ルート

なるほど、

菊

すみません。

ルート

謝るな、それに本田は人を想って貸したのだろう？

菊

っ！はい、ありがとうございます。

ルート

うむ、それでは今から仕事に行ってくるから、、、

フェリシアーノ

じゃあね〜！菊！！また後で！

菊

はい。お気をつけて、、、

ブォンとエンジン音を鳴らしてフェリシアーノくんたちを乗せた車は去っていった。

そうこうしてる間に空は雨上がりの空になっていて曇りの中少しずつ青色が見えてきた。

菊

さて、帰りますか。

私はぴちゃぴちゃと足元を鳴らしながら事務所へと戻りました。

？？？

おい、戻ったぞ。

アルフレッド

遅かったじゃないか！何してたんだい、アーサー！！

アーサー

悪い悪い、ちょっとな。

フランシス

ったく、買い出し行くだけで何遅れてんの、クソ眉毛。しかも、どうせ雨でビショビショなんだ、

フランシス

ろ！？

アルフレッド

WAO！珍しく、そんな濡れてないじゃないか！

イヴァン

珍しくっていうか、初めてじゃなぁい？

フランシス

嘘でしょ！？明日は槍でも降るんじゃない！？

アルフレッド

great！びちゃびちゃバーガーじゃないんだぞ！！やっぱこれじゃないとね！

イヴァン

アルフレッドくんのならビチャビチャでもよかったんじゃなあい？ほら、君って雑食じゃない。

アルフレッド

haha！君って本当面白くない冗談を言うのが上手いよね！

フランシス

お前ら、軽く冷戦はじめんなよぉ。
でも本当どうしたんだよ、傘使ったのか？まさかお兄さんのじゃないよな！？

アーサー

誰がお前なんかの傘使うか！！

フランシス

じゃぁ、誰のだよ？お前は持って来てないだろ？

アーサー

、、、友達

フランシス

、、、ブハッ、お前に、友達ぃ？

アルフレッド

君に友達がいるなんて、面白い冗談じゃないか！

イヴァン

それには同意するなぁ〜

アーサー

なっ、お前らなんか嫌いだ、馬鹿！！！！

耀

お前らちょっと静かにするある。

フランシス

耀！どこ行ってたんだよ。

耀

ちょっと、打ち合わせ、、、と、ある気になる情報が耳に入ったあるから、詳しく聞いてたある。
って、アヘン帰ってたあるか。そういえば雨降ってたあるけど、、、我の肉まん濡れてるんじゃねーあるな？！

アルフレッド

それが濡れてないんだよ！

耀

え？、、、本当ある！明日は嵐あるか！？

アーサー

だから何でそうなんだよ馬鹿！！！

イヴァン

それよりさあ、耀くん。

耀

なんある？

イヴァン

さっき言ってた気になる情報って？

フランシス

お兄さんも気になるー

耀

あ？ああ、そのことあるか。実はな、、、

耀

我らがアイドルグループRENGOのライバルグループであるSUGKが今日、重大報告を生配信で報告するのは知ってるあるな？

アルフレッド

ああ、知ってるさ。今朝から話題に上がってたね。

アーサー

それが？

耀

その内容を丁度SUGKの関係者達が会話してたからこっそり聞いてたある。

イヴァン

わー、耀くん盗み聞きしたんだ。

耀

変な言い方すんなある！、、、それでその内容が

「SUGKに新メンバーが入る」

耀

というものだったある。

アルフレッド

えっ、

全員「えぇぇぇえええ！？」

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ソルト

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