どれぐらい経ったかなんで分からない 夕日だけが彼女を照らす
ちゆ
……
フラフラと歩く その目には生気なんてない
「ねぇ…あの子」 「やめとけ…関わるな」
彼女とすれ違う人は彼女を見るも 声をかけようとさえしない
ちゆ
なんで…私はこんなにも辛いのに
ちゆ
あいつらは笑ってんだ…?
その瞬間憎しみが彼女を覆う
ちゆ
壊してやる…
全部…!!
ちゆ
はっ!!
朝5時 外のすずめがチュンチュンと鳴いて カーテンから光が差し込む
ちゆ
……また同じ夢
ちゆ
今日試験日だってのに
眠たい目をこすりながらベットから降り カーテンを開ける
ちゆ
でっかいなぁ…
ベランダから見える雄英高校 太陽に反射してキラキラと輝いている 彼女は目を細めて言う
ちゆ
早く入りたいなぁ…
ちゆ
雄英
カーテンを閉めて振り返り 不気味な笑みを浮かべて思う
ちゆ
(もちろん…復讐の為に)
残酷にもこの世界は変わらず輝いている あの夜の影は ちゆの心から離れていなかった






