バス車内
優子
席ガラッガラだね、、すごい
優子
お年寄り2人と私達だけなのか、空いててよかった
ミラ
こっちは大体そんなもんだよ
発車しますご注意ください
久しぶりに聞いたアナウンスが懐かしい
バスに関する思い出が特別なわけではないが、どうしてもあの頃を思いだして感傷に浸ってしまう
次は■■自動車学校前ー
佐奈
アナウンスはされるんだ
ミラ
勿論ね
佐奈
整理券思ったより小さいね
優子
そうだね
ミラ
どれぐらいの想像していたの?
優子
どう?
佐奈
あ、ウチ?うーん、電車の定期券くらいかな
優子
本当!?私、スマホくらいの大きさだと思ってた
ミラ
マジかw
次は町役場前ー
佐奈
バス停の感覚が短いね
優子
向こうと比べたらやっぱりそうだね
ミラ
確かにそうだね
バスの心地いい程度の激しい揺れに揺られ、食後のせいか眠たくなってきた
佐奈
ミラ、寝ちゃだめだってば
ミラ
ああ、ごめんごめん
私が案内人なんだもんね
私が案内人なんだもんね
数十分後
次は晴雨公園前ー
カチッ
ピーンポーン
次とまります
ミラ
私達の整理券の番号は10番だから、前にあるパネルの10ってところの料金だよ
佐奈
うーん、えーっと?400円か
優子
早く準備しないと!
佐奈
そうだね
もう少し早く言えば良かったと後悔した
今回はキリの良い数字で良かったが、キリが悪いと準備に時間がかかってしまう
今度から気を付けよう
優子
100、200、300、400!
佐奈
399、400!
ミラ
えっ、佐奈1円玉400枚用意したの!?
佐奈
うん
バス停についた
ミラ
よし、降りよう
ミラ
ドアは前だよ
佐奈
えっと、整理券と小銭達!
ジャラジャラ…
運転手
!?
ミラ
運転手さんも驚いてるじゃん
佐奈
あっ、すみませんこれしか無くて
佐奈
1円玉400枚です
運転手
よくお持ちですね
佐奈
非常用です
優子
備えあれば憂いなし…だね
カタンッ
カタンッ
ガチャンッ
バスを降り、足をつけたのは晴雨公園だ
優子
綺麗!!!
佐奈
緑沢山だ!
やはりいつ見ても綺麗だ
このような公園が増えてほしい
優子
空気が澄んでていいね!暑いのには変わりないけど
ミラ
やっぱり相変わらず暑いよね
佐奈
だよねw
晴天だからさらに気持ちが良い
風も少し吹いていて良い天気だ
ミラ
最初どこ行きたい?売店?アスレチック?
佐奈
やっぱりまずはアスレチックかな
優子
賛成!
ミラ
じゃあそうするか!ついてきて!
久しぶりに気持ちがいい汗を流せそうだ