テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
1件
あおいです🌷 第7話、読みました……!叶くんの「葛葉は僕のものだよ?」という独占欲と、でも束縛はしたくないって理性がせめぎ合ってる感じ、すごくリアルで切なかったです。電話越しに不破くんが出たときの動揺と、その後の葛葉の慌てた反応に、ますますやきもきしちゃう展開がたまりませんでした。“僕の知らないあいつ”を見せてるのが無性に悔しい、って気持ち、とても伝わってきました……!
部屋の明かりを落とした静寂の中で、手元のスマートフォンの画面だけが、 規則的に白く浮かび上がっては消えていく。
送ったメッセージの横には、どれだけ待っても『既読』の2文字がつかない。
時間はとっくに日付を跨いでいる。
叶
楽しんでおいで、と笑顔で送り出したはずだった。
けれど、さすがにこの時間まで音信不通なのは計算外だ。
他の奴らといる時のあいつは、僕の前で見せるような『甘え』や『ぽんこつな姿』を、どれくらい晒しているんだろう。
お酒に弱いあいつのことだ。 今頃、不破くんあたりにベタベタに絡んでいるか、あるいは…
叶
本当なら今すぐ電話をかけて、その眠そうな、あるいは酔っ払った声を僕だけのものに引き戻したい。
叶
束縛みたいなこともしたくない。
でも、葛葉は僕のものだよ?
叶
叶
あれから少し時間は経ったかな。
叶
おもむろに通話ボタンを押してみる。
葛葉
あれ、電話に出た?
叶
不破湊
叶
ちょっと離れた場所から不破くんの声がしたような…
叶
葛葉
叶
どうしよう、胸がそわそわする……
なにかが爆発しそうな…
葛葉
叶
葛葉
不破湊
叶
不破湊
屈託のない、いつもの調子の不破くんだ。
叶
不破湊
なんでそんなモヤモヤすることを 平気で言えてしまうんだ…
葛葉
叶
叶
葛葉
叶
叶
葛葉
ぷつん。
電話はここで途切れた。
切れてしまったのか、 あるいは第三者が強制的に切ったのか…
叶
#警察
蒼空
147