早樹の病室を訪れたアホ美と聖夜は
病室を出たところで早樹の母親に声をかけられ
権田沼聖夜
海村亜樹
詳しい説明をするために場所を移動することとなった
海村亜樹
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
権田沼聖夜
権田沼聖夜
権田沼聖夜
海村亜樹
早樹が搬送される少し前
早樹がいないことに気づいた担当看護士が母親に連絡を入れ
連絡を受けた母親は直ぐに病院に向かった
看護師と共に方々を探すも早樹の姿はどこにもなく
その後、早樹は学校から救急車で搬送され
救急で処置を終えた後に病室に戻ってきたのだが
何があったのか事情を聞く余裕もなく
そのまま深い眠りについてしまった
海村亜樹
原田幸枝
海村亜樹
しばらくして幸枝が病室に到着し
幸枝は眠っている早樹の姿を見て泣き崩れ
原田幸枝
海村亜樹
原田幸枝
早樹の身に起きたことの全てを話した
海村亜樹
海村亜樹
権田沼聖夜
海村亜樹
海村亜樹
権田沼奈穂美
アホ美の脳裏に初めて早樹と話をした時の光景が浮かぶ
アホ美が屋上で初めて早樹と対峙した時
早樹はアホ美に左腕のリストバンドを外して見せた
海村早樹
海村早樹
そう言ってリストバンドを外した早樹の腕には
明らかに点滴の痕とは別の傷痕があり
ただならぬ雰囲気をアホ美は感じ取っていた
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
海村早樹
海村早樹
権田沼奈穂美
この時、早樹は自身の病気について少しだけ話をしていて
生まれた時からの病的に白い肌と
薬の影響で変質した髪の色を気にしている様子だった
早樹は心臓に疾患を抱えて生まれ
幼少期の殆どを病院で過ごしていた
更に他の疾患も併発し髪の色が変質
生まれつき色素の薄い透き通るような真っ白な肌と
薬の副作用で変質した白に近い金髪
真っ白な肌は傷が残りやすく
点滴や自傷行為の痕なども消えずに残ってしまっているらしい
そして医師からはずっと
"二十歳まで生きられる確率は極めて低い"と言われていた
海村亜樹
権田沼奈穂美
海村亜樹
海村亜樹
海村亜樹
海村亜樹
権田沼奈穂美
権田沼聖夜
権田沼聖夜
権田沼奈穂美
この事は既に早樹にも伝えられていて
自身の病状を全て理解していた早樹は
海村早樹
アホ美達の前で自分に死期が迫っているかのような発言をした
権田沼奈穂美
権田沼奈穂美
移植手術を受けなければ助からない
だがその手術は簡単に受けられるものではない
それでも手術を切望していた早樹の両親は
いつ来るかもわからない移植の順番を今も待ち続けている
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