魔王のいる街

ほわとわは困惑しながらも口から変な虹みたいなものを出した。次の瞬間にはもうキラキラな空間へと変わっていた。

ツッコミどころはありながらも、みんなはグラスを持った。

その時、外から騒音がした。

そこにはどろどろな液体が飛び散っていた。だがそれはどんどん人型になっていく。

今まであった事を伝えた。

通信機が鳴った。

この一帯の部分だけ魔力量を上昇させた。

空気中の魔力量が高い分、より強い魔物が現れる。

どんな魔物が現れるかは分からないが、その場所に根付いたネガティブな感情に応じて様々な魔物が生まれる可能性がある。

並んだ二人をなでなでした。クラールは少し不愉快そうにしている。天使ちゃんは幸せそうににこにこしている。

その時、どこかから電子音がした。

そこから聞こえてきたのはヴァウルスの声だった。

クラールは溶けていた。

今にも蒸発しそうなクラールをディランは集めて日陰に移した。

ヴァイスは辺りを見回した。

そして、何かを見つけたように空中を指さした。

言われた通りにヴァイスの指さした方向へ魔法を放つと透明化していた魔物が姿を現した。

その魔物はすぐに塵になった。打たれ弱いから透明化の魔法をかけられていたのだろう。

2人はまたテレポートで消えた。

こうして、ネモ達はピュヴル達に立ち向かうことになった。

一方その頃…

弱い魔物に手を焼かれていた。