魅音
これは私が
魅音
初めて付き合った頃の話です。
20XX年 △月〇日 午後16:21
魅音
学校終わったー
魅音
美嘉 学校帰りにさ
美嘉
うん
魅音
sweet店に行こうぜ!
美嘉
甘いもの好きだねw
美嘉
じゃぁ行こかw
魅音
うぇい〜
sweet店に向かっている途中
前から変な男に絡まれた
変な男
ちょっとそこの君
魅音
ん?
美嘉
なんですか?
変な男
ちょっとさ 一緒に来て欲しいところがあるんですけど
魅音
はい?
変な男
来て
魅音
は?
変な男
行くぞ小娘が
美嘉
ちょっと離して!?
美嘉は変な男に手首を掴まれて引っ張られた
美嘉
いたい!! 離して!!
魅音
手を離せよ
魅音
はずくねーのかおっさん
変な男
あぁん? 舐めた口きくんじゃねーぞ
変な男
小娘が、
魅音
離せよ!!
変な男
うるっせーガキだな
変な男
おらっ
魅音
....っ!?
その瞬間腹部に鋭い痛みが走った
美嘉
魅音!! 魅音! みおn
変な男
だまれクソガキ
変な男
行くぞ
美嘉
魅音.....うぅ...
魅音
美嘉....
魅音
まって...み...か...
意識が朦朧としている中私はただただ美嘉を助けなくちゃ..しか考えていなかった
でも 身体が思うように動けない...
あぁ...私...ここで...死ぬんだ...なぁ....
ピーポーピーポー((サイレン音
美嘉
み.....
美嘉
みお.....
美嘉
みおんーー
美嘉
起きて!! 魅音!!
騒がしいな... と思いつつも、
今ある力で目を開けようと頑張った
魅音
う...ん...
魅音
み...か?
藍翔
美嘉? 俺藍斗だぞ
藍翔
大丈夫か
藍翔
たまたま通りかかったら血を流して倒れてるお前と
藍翔
もう1人おった女の子が傍で泣いてたぞ
魅音
そうなん...だ
魅音
おいっしょ...
魅音
いたっ!?
藍翔
寝とけよ。 裂けてるから
魅音
え..裂けてるんだ...