花魁パロ～桃編～

～注意～ 青桃 花魁パロ 地雷の人＆純粋の人はすぐに閉じてください なんでも許せる人向け 誤字多 エセ関西弁 通報禁止 パクリ禁止

もし同じような内容のお話があったとしてもパクりではありません。 物凄く下手です!それでも｢良いよ!｣と言う方は見てってくれると嬉しいです!

今日も窓の外を見ながら 溜息をつく…

きっと今の時間帯では色とりどりの灯りや特徴的な髪や瞳を持つ人達がこの町を歩いたり… 眺めていたりしているんだろう…

まあ… 俺はその彩りは分からないけどね…?

でも…また…かつて好きだった人と…あの時の綺麗な景色を見たいな…と思ってしまう｡

そう思っていると…俺の頬に一筋の雫が流れた。

俺は汚れてしまった…心も身体も… だから…きっと彼は…好きでは居てくれないだろう…

そもそも俺の瞳に色が戻ってこない限り叶えられない…

それに…

俺を愛してくれる人なんて… いないし…

もし…ここから出て行くとしても…あの子達を置いては行けない… だから…この願いは叶うはずがないのに…

俺の色を取り戻してくれる人が現れたら?

俺の願いを叶えてくれる人が現れたら?

俺のことを愛してくれる人が現れたら?

なんで…期待しちゃうんだろう… 本当に馬鹿みたいだ…

今日予約していた客が来た｡

いつものように… 相手に会話を合わせて… 愛憎笑いをして… 客に抱かれて… 1人で絶望感や孤独感を味わって… 1日が終わる… 今日もきっとそうだろう…

そう思いながら客が待っている部屋の扉を開ける。

いつもと同じ台詞を言ってお辞儀をする｡

そう言われて顔を上げ､ お客様を見る｡

それは突然だった… 俺の世界に色がついたのだ…

至る所を見てしまう… 赤…青…黄…全てが見える…

そんな感じでいふさんとの楽しい 時間はあっという間に過ぎていき 残り10分になった｡ これまでいふさんは俺に手を出してこない…なぜだろうか… だから興味本位で聞いてみた｡

予想外だった… いつもの人なら部屋で 少し話してすぐに襲ってくるのに… この人は､､違う… しっかり俺の気持ちも 考えてくれているんだ…

なんだろう…心が､､ポカポカ…する｡ 他のお客様とは何かが違う… なんか…懐かしい感じがする…

いふさんが立って部屋を出て行こうとする｡

あれ…なんで､､俺はいふさんを呼び止めてるんだろう…

そう言っていふさんは部屋を 出て行ってしまった… いふさんが部屋を出て行くのと 同時に見えていた 色が消えていってしまった…

でも…なぜだろう…少しだけ色が ある気がする… なぜ…色が見えるように なっただろうか… いふさんに出会ってからそうだ… 本当になぜだろう…

1人しかいない部屋に響き渡った｡ あの人なら俺を変えてくれる… 救ってくれる… そう思ってしまう…

なんで…また 期待しちゃうんだろう…