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*創造の間*

チーノ

なんや.....この槍

玄武

言っただろう?神器のグングニルだ

エーミール

神器って.....存在しない....はずじゃ

エーミールの美しい瞳がユラユラと揺れている

豊富な知識を持つ者、神話までも熟知しているのだろう。だから、突如現れた神器の効果が分かる

玄武

あぁ、存在しない

玄武

だが、俺は“色々なものが造れるだけ”とは一言を言っていない

玄武

存在しているものでしか、作れないとでも思っていたのか?

玄武

残念だったな!俺の最大限の特徴は【神話だけで語り継がれている神々の武器を創り出せること】だ!

玄武はそう言って、腕を大きく振り下ろす

すると、弾かれ床に転がっていたグングニルが再び浮かび、今度はあちゃみ目掛けて飛んでいく

チーノ

あちゃみさん!

あちゃみ

!!

あちゃみは咄嗟に体を横に動かし、間一髪で避ける

グングニルは守備壁に当たると、玄武の近くまで戻って行った。 チーノは走って、あちゃみに近付く

チーノ

大丈夫ですか!?あちゃみさん

あちゃみ

だ、大丈夫。心配しないで

玄武

グングニルは本来、一撃必中の槍だ

玄武

だけど、そうならなかった事に感謝しな

玄武

グングニルは“旧式”でも、当たった人間や物を灰とかし、存在しなかったモノにする力がある

玄武

幸運が重なったんだ。良かったな、仲間に被害が行かなくて

背筋が凍ったようになった

あちゃみが避けていなければ、存在は消えていた

しかし、避けて守備壁が破壊されれば仲間に被害が及ぶ

かなり低い確率で全員無事だったのは奇跡に近いだろう

玄武

まぁ、そうしたのもお前らだ。次に行こうか

玄武

グングニル!

声を掛けると、グングニルは守備壁内で1番高い場所に移動する

矢先は下に向いており、降ってきそうだ

玄武

次は......これかな

玄武が手に取ったのは少し古そうな木の棒

玄武は少し笑うとその棒を振った

すると、金色の線が飛び出し、グングニルに繋がる

玄武

さぁ、始めよう。狂気の演奏会を

玄武

【ホーエバーレイングングニル】

玄武の声を合図に、金色の線から金色のグングニルが出現し雨のように落ちてくる

範囲は守備壁全域

防げる方法はあるのだろうか

ふたつの主役第2章~裏と表が交わる場~

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