瑞希がuntitledを再生する

『孤独は、僕にいろんなものをくれたよ___』

『___孤独な、仲間もね』

『だから、お願いします』

『Amiaさんの作るものは、すごく苦しくて__優しいから』

『……瑞希…』

『…今日は、ありがとう』

『言いたくなったら言いなさいよ』

『私は、瑞希の友達だから____！』

こーんなに、愛されてるんだからね……！

まだ、終わってない___

全員出て行く

余命、3ヶ月なんだ

ガチャッ

そして、3ヶ月が経った。

『ねぇ、類！最後に一つだけ、お願いしても良い？』

『あぁ、何だい？』

『もし、ボクが逝っちゃったら____』

『…分かった。約束するよ』

ツンデレガール、えななんへ！

絵名。絵名には唯一ボクの秘密を話せそうだったんだよ

だけど、ボクは臆病だからさ……言えなかった

馬鹿みたいだけど、嫌われるかもって思ったんだ

絵名は優しいから、泣いてくれるかもね

だけど、絵名には笑顔が似合うよ

最低かも知れないけど、絵名には笑顔で、ボクのことを見送ってほしい

絵名は、ボクのことを友達だって言ってくれた

最後だから言うけど、あれすっごく嬉しかったんだよ！

本当にありがとう、絵名！

絵名のことが大好きな瑞希より

絵名がまふゆの方を向く

実は繊細で優しい雪へ！！

まふゆは、初めて会った頃より、大分感情見せてくれるようになったよね。

the、優等生！って感じの頃より、感情をたくさん見せてくれた。

まふゆが初めて笑った時とか、本当に嬉しかったな…

今、まふゆにとってニーゴは大事な存在だよね

そんな時に、ボクがいなくなるのは、まふゆの心の支えを消してしまうこと

それが、凄く気がかりだよ

だけど、まふゆももう大丈夫

ボクがいなくなっても、まふゆはきっと立ち上がれる

これでもボク、まふゆのこと信頼してるからね！

今まで、本当にありがとう、まふゆ！

まふゆのことが大好きな瑞希より

まふゆが奏に手紙を渡す

近々倒れそうで心配なKへ！

奏は、はっきり言って天才だよ！

音楽に愛された、って言うのかな？

そんな奏だから、ボクたちもついていきたいって思ったんだ

ボクの作るものは、凄く苦しくて…優しいって言ってくれたことあったよね

あれ、すっごく嬉しかったんだ

自分に自信なんかなくて、生きてる価値も分からなかった

奏は、ボクを救ってくれた。

奏は、きっとこれからも沢山の人を救う曲を作るんだろうね

聞けないのが心残りだなぁ…ww

最後、奏に、これだけは言いたい

ボクが死んだのは、奏のせいじゃない。

他とは違って一生消えない呪いを、自分自身にかけないで。

それじゃボクも、安心して成仏できないでしょ？w

約束だからね、奏！今まで、本当にありがとう！

奏のことが大好きな瑞希より

類に手紙を渡す

自分には無いと思ってた類へ！

類は中学で1番しんどい頃の、唯一の仲間だった

類がいたから、学校に行けたって言っても過言じゃないよ

類は、仲間ができたよね

司先輩達とショーをしてる時は、本当に楽しそうだった

ボクはそれが、何より嬉しかったよ

そりゃ、ちょっと複雑な気持ちもあったけどさ？ww

初めて、この人になら喋っても良いかなって思えた

結果、類は受け入れてくれた

嬉しかったよ。ボクのこと知っても、引かない人なんて初めてだったし

仲間なんだな、って思えた

仲間ができたのに、ボクのこと心配してくれるし…

本当、良い昔馴染みを持ったよ___！

これからも、皆んなを笑顔にしていってね、天才演出家さん♪

孤独な仲間より

「「「「ありがとう…瑞希…！」」」」

ハッピーエンド：伝えたい想い

一応、これでこのシリーズ完結となります！ こんな駄作者にコメントしていただいたり、♡してくれて本当にありがとうございました！凄く励みになりました！ 後日談も書く気でいますので、楽しみに待っていただけたら幸いです！

ここまで見て下さった心優しい皆様、本当にありがとうございました！！