杏堂〇〇
くっ、!
避けるだけでも体力を消耗して、動きが鈍る。 其の隙を突かれて脇下を柱で嬲られた。
杏堂〇〇
埒が明かないわ!
杏堂〇〇
でも、
杏堂〇〇
( そろそろよね )
攻撃を避けつつも建物内に誘導する。 すると、後ろに気配を感じて其処へ跳んだ。
杏堂〇〇
梶井くん
梶井基次郎
ご苦労様だね、準幹部殿
そう、彼は梶井基次郎。 檸檬爆弾を体に巻き付けている。
与謝野晶子
何だい……ありゃあ
梶井基次郎
研究に熱中して三日徹夜した挙句下着を穿いてくるのを忘れた!
梶井基次郎
うはははスウスウする!
杏堂〇〇
お下品……
杏堂〇〇
じゃあ後は任せたよ
宮沢賢治
あ、行っちゃいますよ!?
与謝野晶子
待ちな、何か妙だ
梶井基次郎
却説、本日の化学体験の主題を発表しよう!
梶井基次郎
「花火を間近で見えみよう」だ!ポポポポンッ!
与謝野晶子
真逆……あの中身全部……!
ドオッ!!!
杏堂〇〇
やってくれたわね、檸檬花道
杏堂〇〇
性格も見た目もあんなんだけど、実は強いのよね梶井くんは
大爆破が起こる一階エントランスを横目に ビルの地下へ向かう。
樋口一葉
!、〇〇さん!
杏堂〇〇
樋口ちゃん!無事で何より
杏堂〇〇
( そういえば中也からの連絡が無いな )
杏堂〇〇
( ま、生意気にもウチの最高戦力だし、心配要らないか )
樋口ちゃんと合流して首領の様子を見に行く。
杏堂〇〇
!?、如何云う事……
樋口一葉
ぜ、全員戦線構築を中止!首領が病床より消えた!
驚きと困惑で固まる私の隣で 無線にて全体に状況を伝える樋口ちゃん。
広津柳浪
地下密室からの消失か、お手上げだな
広津柳浪
探偵でも呼ぶか?
樋口一葉
広津さん…
広津柳浪
冗談だ
広津柳浪
外の見張りに目撃者があった
広津柳浪
首領は自らの意志で此処を出たのだ
樋口一葉
そんな!探偵社に命を狙われている状況で何処へ?
広津柳浪
却説。だが理由なら想像がつく
広津柳浪
我等を守る為だ
杏堂〇〇
っ……!!






