ユメ
無一郎
鬼殺隊士一同
無一郎
いつもより低い声…
鬼殺隊士
無一郎
鬼殺隊士
無一郎
鬼殺隊士一同
無一郎
鬼殺隊士
鬼殺隊士
鬼殺隊士
鬼殺隊士
鬼殺隊士
それはまずいんじゃ……)
男なのに顔見つめるだけで 言いたい事、お互い分かるらしい
ユメ
ユメ
無一郎君がこっちに歩いてくる
ユメ
無一郎
ユメ
無一郎
ユメ
無一郎
ユメ
無一郎
ユメ
ユメ
ユメ
これが余計に泣かせてくる
ユメ
無一郎
から無理しないで
ユメ
不安でどうしようもなくて
今1番会いたい人が目の前に居る
どうしても今は このままで居たかった
ユメ
なのに
無一郎君が無理矢理私の手を離す
ユメ
ユメ
ユメ
無一郎君が私の隣に座ってきた
無一郎
ユメ
腕を広げる彼の姿に 驚きを隠せない
無一郎
無一郎
来たんでしょ?
無一郎
ユメ
私は無一郎君の胸に飛び込んだ
鬼殺隊士一同
ユメ
ユメ
無一郎
ユメ
ユメ
こんなに安心できるんだ…)
ぎゅっと抱き締めてくれる
無一郎
無一郎
鬼殺隊士一同
鬼殺隊士一同
鬼殺隊士一同
鬼殺隊士一同
さっさと鍛錬に戻りなよ")
鬼殺隊士一同
鬼殺隊士
鬼殺隊士
鬼殺隊士一同
鬼殺隊士
2人だけになる
ユメ
無一郎
ユメ
無一郎
無一郎
泣いてるんでしょ?
無一郎
ユメ
私は首を振る
ユメ
無一郎
ユメ
ユメ
怖い)
数十分後
無一郎
ユメ
彼はずっと 優しく私の背中をさすってくれた
ユメ
じゃないけど……)
ユメ
ふと思ってしまった事を 言ってみた
ユメ
無一郎
ユメ
泣いたら、、同じ事してた?
無一郎
トクン トクン トクントクン トクントクン
ユメ
そっと無一郎君の胸から離れて 顔を上げる
無一郎
無一郎
無一郎君はそう言って 眉尻をちょっと下げて笑った
ユメ
唐突に恥ずかしくなる
急いで無一郎君から 離れた
ユメ
無一郎
ユメ
そっぽを向く
無一郎
無一郎
ユメ
ユメ
ユメ
そういうの簡単に言わないでよ)
ユメ
ユメ
無一郎
ユメ
ユメ
ユメ
無一郎君と目線を合わせる
ユメ
ごめんね
ユメ
無一郎
ふんわり微笑む私
ユメ
いつからだろう?
無一郎君が好き……
無一郎
ユメ
無一郎
無一郎
無一郎
そう言って そそくさと出て行ってしまった
ユメ
ユメ
絶対好きにさせてみせる!!)
ユメ
※ユメは落ち込むのが早い代わりに 復活も早い
戸の向こう側
無一郎
無一郎
無一郎
無一郎
さっきまで赤ん坊の様に 我儘言って泣いてたのに……
急に鈴が転がったみたいに 微笑む君に……僕は
ときめずにはいられなかった
無一郎
無一郎
無理だよ……)
訓練所
無一郎
鬼殺隊士一同
鬼殺隊士
鬼殺隊士
鬼殺隊士
無一郎
無一郎
無一郎
してあげるから
鬼殺隊士一同
僕に背中を向ける
鬼殺隊士一同
鬼殺隊士一同
ニヤつく奴らにも気付けないほど 僕はもっていかれたらしい
無一郎