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カフェに行った夜のこと
奈津美、美香、莉子、真弥、美結のグループLINE
美香
真弥
奈津美
莉子
美結
美香
奈津美
奈津美
美香
莉子
真弥
美結
奈津美
奈津美
美香
真弥
莉子
真弥
美結
トークが終わったみたいなので、私はLINEを閉じて急いで準備をし始めた
奈津美
奈津美
奈津美
奈津美
貯めていた手持ちのお金を全部使っても足りない
だからって今更行けないなんて言えないし、お金無いからって言ってなにも買わないのも嫌だ
奈津美
奈津美のお母さん
低い声で返事をしたお母さん
今お母さんは私のためにバイトを掛け持ちして朝から夜まで働いていた
お父さんとは何年か前に離婚した
お母さんは一人で私を育てているけど、桜岡に通うとなるとお金がかかってしょうがないと、いつも私に言ってくる
そんななか、遊園地行くから、お揃いで服買うからお金ちょうだいなんて言えない
奈津美
私は嘘をついた
奈津美のお母さん
奈津美のお母さん
奈津美のお母さん
奈津美のお母さん
奈津美
奈津美のお母さん
お母さんはため息をつくと、1000円札を私に渡した
奈津美のお母さん
奈津美
1000円か…
もう少し欲しいけど、これ以上お金は要求出来ない
私はお母さんからもらった1000円と、お小遣いの5000円を財布の中に入れて、鞄の中にしまった
次の日
奈津美
私は渋谷駅について美香達を探していた
本当は十二時半頃に家を出る予定が、着る服がなかなか決まらなくてグズグズしてたら一時になってしまっていたのだ
結局服は赤いチェックの長めのシャツに、ジーンズの短パンを合わせた
一般的にみたら普通かもしれないけど、私に言わせればこれは目一杯のおしゃれだった
美香
美香の呼ぶ声がした
私は声を頼りに人混みをかき分けていくと、美香達に会うことが出来た
私は美香達を見た瞬間息を飲んだ
美香達はまるでモデルのように綺麗にきまってきた
美香
奈津美
美結
真弥
私達は大きなデパートに行った
美香
莉子
奈津美
つい流れで私も買うことになったけど、化粧代なんて持ってきてない
奈津美
美香
美香
美香に促されて私は座った
数分後
美香
美香の満足そうな声が聞こえて、私は目を開けた
美香
美香は鏡を渡してくれたので、私はそれを見た
そこに写っている自分は今までとはまるで別人だった
奈津美
鏡に写っているのは自分なのについ呟いてしまった
美結
美香
莉子
真弥
化粧を買っていたら服を買うお金が無くなっちゃうけど、鏡に写る自分を見ていると、そんなこと忘れてしまう
奈津美
私と美香達は化粧道具を買って、服売り場に行った
美香
真弥
美香
美香はそう言うとピンクのレースのワンピースを私に当ててきた
美結
奈津美
「そんなの買うお金無いの」
言えなかった
莉子
奈津美
奈津美
奈津美
美香
奈津美
奈津美
奈津美
私はにこやかに笑った
まるで自分がお嬢様になった気分だった
真弥
美結
美香
美香
莉子
美結
真弥
奈津美
美香
家はアパートなのだ
美香達みたいに立派な家に住んでないのに、見せられるはずがない
奈津美
美香
真弥
美結
莉子
奈津美
美香の家にて
美香
莉子
美香
美結
真弥
美香
美結
莉子
美香