/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
ハルカ
まさか…ユウが…？
ユウの母
ユウが…んなわけないよねっ
ユウの父
行ってみるしかないんじゃないのか
ユウの母
そ、そうだよね…
あれは…ユウのお母さん！？
ハルカ
あ、あのっ
ユウの母
え、ハルカちゃん？
ユウの父
どうしてここにいるんだ。
ハルカ
ユウは…ユウはどうしたんですか！？
ユウの母
ユウはね、余命宣告を受けたの。
ユウの母
後、5年だって。
ユウの父
そしたら、主治医が、
ユウの母
愛の力で、治るって。
ハルカ
え？
ユウの母
馬鹿げてるでしょう。
ユウの父
で、今からユウの所に行くんだが。
ユウの母
ハルカちゃんも行く？
ハルカ
は、はいっ是非！
ハルカ
こんにちは…ユウ、起きてる？
ユウ
っ……………！？
ユウの母
驚かせちゃって、ごめん。
ユウの父
偶然、ハルカちゃんと会ってな。
ユウ
だからって…
ハルカ
私も会いたかった…
ユウ
ありがとう。
ユウは、大人びていた。
ハルカ
ユウは、大人びてるね。
ユウ
そんな事ないよ。
ハルカ
うらやましいな…
ユウの母
ハルカちゃんもそうじゃない？
ユウの父
随分と、大人びてるけど。
ハルカ
ありがとうございます。
ハルカ
すみませんが、ユウだけと話したいんです。
ユウの母
邪魔しちゃって、悪いわね。
ユウの母
いきましょ
ユウの父
ああ。
ガラガラ…
ハルカ
………ユウ？
ユウ
なんだよ(照)
ハルカ
何で、照れてるのよ(笑)
ハルカ
重大発表するよ？
ユウ
………ま、いいけど。
ハルカ
実は、私も余命、後５年なの。
ユウ
ハルカもか！？
ハルカ
うん。
ユウ
ハルカだけには生きてて欲しいのに…
ハルカ
ユウ、好きな人できた？
ユウ
うん、いるっちゃ居る。
ハルカ
誰？
ユウ
今は、教えれない。
ユウ
そのうち、教えるときが来る。
ユウ
その時は…自分から言うよ。
私は、何も言い返さなかった。
ユウが真剣な表情だったからだ。
でも、良かった！
ユウは、生きてた！
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
ランキング
新着