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律動に合わせてベッドの軋む音が響く。
何度も奥へ押し込まれながら、 日帝は過剰な快楽に耐えていた。
JE
USA
内側をごりごりと押し潰され、日帝は蚊の鳴くような悲鳴をあげる。
快楽が頂点まで至らんとした、その時。
JE
下の階で扉の開く音がした。
JE
USA
JE
予定よりも早く帰ってきてしまった日本。 察しのいい彼は既に自宅の"異様な光景"に気がついていることだろう。
日帝はアメリカに静止を乞う。 もちろん自身の名誉のためでもあるが、 一番の理由は違った。
自分達の行為により日本を傷つけることを恐れていたのだ。
USA
USA
JE
JE
しかし、アメリカは律動を止めず 寧ろより一層激しく揺さぶり始める。
JE
USA
日帝の敏感な獣耳が 階段を上ってくる音を聞き取る。
JE
JE
一歩、また一歩。 その足音は着実に此方へと近づいてくる。
アメリカはその状況を楽しむように、 容赦なく身体を打ち付けていく。
USA
JE
USA
アメリカは聞く耳を持たない。 日帝は声を殺しながら日本がここに近づかないことを祈るしかなかった。
しかし、祈りも虚しく 足音は大きくなるばかり。
そして遂に……気配は扉の向こう側まで。
Japan
JE
JE
JE
Japan
この間も、アメリカは音を立てないようにゆっくりと出し入れを繰り返す。 中を擦られる感覚に狂いそうになりながら、日帝は必死に日本の声に耳を傾けた。
JE
USA
身体を震わせながら平然を装う様子を アメリカは楽しげに見下ろす。
日帝は極度の緊張と恐怖の中、 懇願するように顔を横に振った。
……それが彼を煽る行為だとも気づかずに。
USA
JE
Japan
JE
JE
JE
Japan
優しい日本。どうか俺に構わないでくれ。 俺は今、お前の優しさを最も卑劣な形で裏切っているんだから──
大切なお前を傷つけたくない。 頼む……早く離れてくれ。
JE
JE
USA
細切れになった"父親"の声を前に、 アメリカの加虐欲が舌舐めずりをした。
秩序なき快楽の中、 理性を求める姿の何といじらしいことか!
その瞬間。 アメリカは日帝の希望を最も無惨な形で 壊してやりたくなった──
USA
JE
Japan
父親の切なげな叫び声を聞き、日本は 蹴破るように扉を開けてしまう。
Japan
眼前に広がるのは、 友人に犯され泣き叫ぶ父親の姿。
Japan
JE
JE
誇り高き帝国の防人──であるはずの男が、頬を染めて腰を揺らしている。
Japan
父親の顔をしていないその男を前に、 日本は石のように固まってしまった。
USA
USA
棒立ちする日本を後目に、 アメリカは激しく腰を打ち続ける。
耳を塞ぎたくなるような音。 惨めな己に降り注ぐ視線。 全てが日帝の尊厳を壊していく。
JE
Japan
JE
USA
JE
USA
JE
最奥へ思い切り欲を注ぎ込まれる。
中で温かい感覚が広がると同時に、 自身もまた果ててしまう。 この上ない恥辱と快楽の暴力を前に、日帝は身体を震わせることしかできなかった。
**続く**