和彦
今日は娘とドライブに出かけた
和彦
帰りに娘を驚かそうと
山に入った
山に入った
和彦
でも、それは、後々後悔することになるとは俺はこの時まだ思ってもみなかった
梨花
ねぇ、お父さんなんでこんな山奥にはいるの?
和彦
こっちに近道があるんだよ
梨花
(´・∀・`)ヘー
そしてとゅうまでいきエンジンが 止まったと見せかけた
梨花
ねぇ、なんでこんなとこで止まるの?
和彦
エンジンが故障して、止まったみたいだ…
梨花
え?じゃあどうやって帰るの?
和彦
なんて冗談だよ
和彦
帰ろっか
梨花
うん
エンジンを入れる
和彦
あれ?
梨花
どうしたの?
梨花
冗談辞めてよね
和彦
今度はほんとに止まったみたいだ…
梨花
嘘でしょ!?
梨花
どうするの?
和彦
今夜はここでやり過ごそう
梨花
って言うことはここで寝るってこと?
和彦
まぁそういうことだな
そして、暇つぶしに娘とたわいのない話をする
梨花
(*˘︶˘*)スヤァ
和彦
寝たのか
娘が寝て俺も少しうとうとし始めた頃
ヤマノケ
テン·····ソウ·····メツ·····
和彦
ん?
ヤマノケ
テン·····ソウ·····メツ·····
そんな声に少し怖くも好奇心にまけ 俺は薄目でそれを見た
和彦
ヒッ…
悲鳴をあげたいが、隣で娘が寝ていたこともあり悲鳴をあげなかった
ヤマノケ
テン·····ソウ·····メツ·····
ヤマノケ
テン·····ソウ·····メツ·····
少ししてその声は通り過ぎていったと思い娘の方を見ると その化け物は、娘の方をじっと見ていた
和彦
この化け物娘から離れろ!
梨花
!
大声をあげたおかげか化け物は、 消えたが娘を起こしてしまったと申し訳ない気持ちになったが
梨花?
入れた!入れた!入れた!
和彦
梨花?
娘は嬉しそうに入れたとだけ言っている そして少しして
梨花?
テン·····ソウ·····メツ·····
和彦
!
エンジンがかかたので、 俺は急いで駅の近くのお寺に行った
和彦
すみません、誰かいませんか?
住職
どうなされました?
和彦
娘を助けてください!
梨花?
テン·····ソウ·····メツ·····
住職
これは大変だ!
住職
急いで中へ!
和彦
はい
住職
娘さんはヤマノケに取り憑かれとる
和彦
ヤマノケ?
住職
あぁ、しかしお前さんそのまま家に帰らなくてよかったな
和彦
なぜですか?
住職
ヤマノケは女性だけに取り憑く
妖怪じゃ
妖怪じゃ
住職
しかもヤマノケは寝ている人間には取り憑かん
住職
お前さん、***森に行ったじゃろ
和彦
はい行きました
住職
あそこはヤマノケが居る森じゃむやみに近づかん方がいい
和彦
そうだったんですね
住職
あ、あと、49日経っても娘さんが戻らなかったら一生このままだと思った方がいい
和彦
分かりました
和彦
では、また来ます
和彦
しかし娘は一向に良くならず
和彦
戻ってこなかった…
黒猫
皆さんもこんなことにならないように気をつけてくださいね
黒猫
このお話が面白かったらハートよろしくお願いします!
黒猫
では、また