作者
作者
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湊
ひとりぼっちは なれてた
ガチャガチャ (扉が開く)
湊
お母さん
湊
お母さん
湊
お母さん
お母さん
湊
おかあさんはぼくの話をきいてくれません
ある日, おかあさんはおとこの人をつれてきました
おとこのひと
お母さん
おかあさんはめずらしくきげんが良かった
おとこのひと
お母さん
湊
ひさしぶりにたべたおかあさんのご飯は
あじがこくてあんまりおいしくなかった
お母さん
お母さん
湊
おとこのひと
その日はいっしょにいれるのかと思ったら
おかあさんは すぐにおとこの人と出かけていきました
ぼくは友達が大すきだったけど
ともだち
ともだち
ともだち
ともだち
湊
友達はぼくのことがきらいだった
だから多分僕は お母さんをいっぱいこまらせた
お母さん
お母さんは機嫌が悪い時
湊
お母さん
パンッ (叩く)
湊
お母さん
お母さん
湊
たくさん僕を殴って蹴りました。
お母さん
(お腹を蹴る)
湊
お母さん
湊
バチンッ (叩く)
湊
お母さん
湊
湊
それでも
お母さん
湊
お母さん
湊
お母さん
お母さん
湊
それよりたくさんの“ぎゅー“をくれました
湊
ある日のよる
おかあさんはこの前きた人じゃないおとこの人といた
湊
湊
リビングで話している声がきこえた
お母さん
おとこのひと
おとこのひと
湊
ぼくの居場所は
ここではないんだと思いました。
雨がふってた日
ぼくはお母さんとお出かけしました
お母さん
湊
お母さん
湊
お母さん
その日のお母さんはやさしかったけど
歩くのが 速くてついて行くのがむずかしかった
次の日
おかあさんはねていたぼくを起こした
お母さん
湊
お母さん
お母さん
湊
お母さん
お母さん
お母さん
湊
お母さん
お母さん
バタンッ
湊
いつものことなのに 今日のお母さんはへんだった
湊
お母さんがいなくなってから
お母さんになぐられたあとが どんどんいたくなった
湊
湊
ペタ ビリリ…(破く)
湊
いつもお母さんが貼ってくれた
しっぷもばんそうこうも うまく貼れなかった
まっくらで あさもひるも分からないへやで
ひとりぼっち
湊
湊
湊
湊
湊
“帰ってくるよね?“ そんな最低な言葉が頭をよぎった
もう何日たったか分からない
湊
湊
息の仕方も
喋り方も忘れた
ピンポーン
インターホンが静かな部屋に鳴り響く
湊
湊
湊
バタンッ(ドアを開ける)
湊
湊
扉を開けたら
知らない男の人がたってた
おにいさん
湊
おにいさん
バチチチッ (電気)
湊
湊
おにいさん
おにいさん
コメント
22件
可哀想だけどこういうの大好き😖
なんか文字的に少し発達が遅れてるのいいよね
泣きそ、、、、