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宇髄天元
時透無一郎
鬼の活動がなくなる日の出から少しすると時透が縁側に座ってるの怖いから早くくっついてくんねぇ?
偶々起きた須磨がビビって大泣きして大変だったんだよ。
宇髄天元
時透無一郎
すみませんじゃなくてありがとうって言うところなコイツ。
宇髄天元
時透無一郎
宇髄天元
普通に美味い和菓子が手に入ったから一緒に食おうとか、双六しようとか。誘い方なんて色々あんだろ。
焦ったいやつだな、とニヤッと笑うもこいつもまだ14歳だ、色々考えてんのかね。
時透無一郎
宇髄天元
刀握って二ヶ月で柱になる奴の思考わかんねぇよ本当、助けてくれ。
時透無一郎
宇髄天元
時透無一郎
相手を尊重する姿勢に俺は50回分くらい時透を見直した。
だって俺の中の百萌に対する時透のイメージ最低だもん。
時透無一郎
宇髄天元
時透無一郎
宇髄天元
微塵も思わないわ。と段々登っていく朝日に目を細めた。
鬼殺隊の将来が不安ですお館様。
時透無一郎
宇髄天元
何に使う気だお前。
あと俺も混乱してよく分からねぇけど甘露寺にも謝っとけ。
時透無一郎
宇髄天元
時透無一郎
安心しろ百萌、お前の事は俺が派手に守ってやる。
宇髄天元
時透無一郎
宇髄天元
その稽古の日、時透邸の天井裏に潜入しておこう
強く心に誓った。
稽古の日、当日
あれ以来夜が眠れないといっそ覚醒してた百萌だが甘露寺が添い寝をして快眠だったらしい。
赤子かあいつ。
時透無一郎
宇髄天元
一方俺は今、時透邸の天井裏だ。
さっきから気配を感じてうろちょろしているが、忍としての俺のスキルはそこそこだ。14の坊ちゃんにバレてたまるか。
___トントントン
ノックが聞こえて、時透は笑顔で飛んでいった。
百萌
時透無一郎
侵入者を探す虎視淡々とした表情は一体何処へやら、死ぬほど優しい顔してる。
元々矯正な顔立ちだからな(俺には劣るけど)、普段からあぁしてれば絶対モテるぜ。
百萌
時透無一郎
百萌
時透無一郎
真面目にやれ。
百萌
時透無一郎
100%本心だったろ。
ありがとう、とまんじゅうを机に置き、スタスタと歩いていく二人を天井裏から俺も追う。
時透無一郎
百萌
百萌はゆるゆると屈伸やアキレス腱を伸ばしたりしていた。
百萌
時透無一郎
カチッと固まる百萌。マジで初めて見たときは俺も困惑するレベルで身体固かったあいつ。
【根を張り巡らされた大樹。命名:煉獄杏寿郎】
実に相応しいあだ名だと思った。
時透無一郎
百萌
甘露寺曰く引っ張ればそこそこの柔軟性になるらしい。本人はその都度号泣しているが。
時透無一郎
百萌
お前相手が百萌じゃなかったらそんな確認取らねーだろ。
時透無一郎
百萌
時透の人としての優しさって全部百萌に向けられてるんだと俺は思ってる。
時透無一郎
胸ガン見してんじゃねぇよお前良い加減にしろよ。
百萌
時透無一郎
百萌
たまに性格でるなあいつ。
時透無一郎
百萌
真面目に稽古やってて俺感動。
時透無一郎
百萌
疲れたー、と手拭いで汗を拭い、時透の後をついて歩く百萌。
百萌
時透無一郎
え、なんか思ったより普通で不安なんだけど。
監視要らなかったかな、俺の杞憂?
隠
百萌がお茶を淹れている間に、隠が顔を覗かせた。
時透無一郎
内心めちゃめちゃ葛藤してんじゃねーか。
隠
時透無一郎
分かるわけねーだろ隠に優しくしろ。
時透無一郎
隠
おい泣いてたぞ隠の奴。俺も泣きそうだわ怖いよ霞柱。
百萌
時透無一郎
言い訳ヘタクソすぎんだろ、せめて野良猫とかの生物にしてやれ。
時透無一郎
百萌
なぁ、どうなの?このビフォーアフター。
隠にも表情筋使えよ。
百萌
時透無一郎
小鉄ってあれか、刀鍛冶の。
この間甘露寺と刀の修理行った時は大変だったらしいな、時透が色々オープンになって帰ってきて絶望したわ。
いや、本来良い事なんだけど百萌に対しての愛の開放度が凄くてだな。
時透無一郎
百萌
時透無一郎
うん。悲鳴嶼さんが任務から戻ったら、って言ってた気がする。とまんじゅうとお茶を堪能する時透。
俺もそれ聞いたわ、甘露寺が百萌の恋の行方と鬼殺隊の現場を報告しにくるんだわ。主に前者だが。
百萌
時透無一郎
百萌
時透無一郎
お?いいぞ百萌。言え!!
今勢いで出てきた「す」を派手に出しきっちまえ!!
百萌
くそ、誰だ“すごく”っつー単語作りやがったの。
時透無一郎
百萌
道は長そうだな
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