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君の心の声を聞きたい

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君の心の声を聞きたい

4 - 俺が呼ばれた日(長いです)

♥

15

2024年08月29日

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前回のぷりside

俺たち守護霊は寺に住んでいる

…のだが

ぷり

あああああ

ぷり

ひまああああ

暇すぎて死にそう

まぜ犬

おまえうるせえ

こいつはまぜ犬(ほんとはまぜ) ※俺が勝手にまぜ犬って呼んでるよ☆ Byぷり

俺の仲間!(守護霊)

ぷり

だってさぁ?!

ぷり

俺を呼んでくれる方がおらんのだ!!

ぷり

次誰かが守護霊よんだら絶対俺いくからな!

ぷり

いくなよまぜ犬

まぜ犬

誰が犬だよ

まぜ犬

まあ、しゃーなし譲ってやるよ

ぷり

やったぜ

ぷり

ぷり

ねぇ、、散歩してきていい?

まぜ犬

はぁ?なんで

ぷり

散歩してれば呼ばれた時すぐ駆けつけれるかな的な

まぜ犬

どーせ呼ばれねぇだろ

まぜ犬

まぁいいけど

ぷり

んじゃ!行ってくるわぁ!

あまりに暇だったので散歩に行くことにした

ぷり

じゃーなまぜ犬

まぜ犬

おい

ぷり

勢いで出たものの、もう薄暗いな~

ぷり

誰かはよ助け求めてーや!!!

ぷり

…学校?

気づけば知らない学校の前にいた

ぷり

こんな時間やったら誰もおらんか~

ぷり

…逆に楽しそう!!

興味が湧いた俺は学校の中に入ってみることにした

ぷり

すげぇ~懐かしいい

見慣れた風景にどこから懐かしさを感じながら学校の中を歩く

ぷり

俺屋上が1番好きやってんな!

ぷり

屋上いこ!

1番好きな屋上へ向かうことにした

ぷり

ここの階段かな?

適当に歩いていると、一つだけさらに上に繋がっている階段を見つけた

ぷり

…ドア開いてる?!

ぷり

誰かいるのか?!

見ると、屋上であろう場所の入口のドアが開いている

こんな時間に誰か残っているのだろうか

あき

ーーーーーーー

ぷり

!誰か喋ってる…

ぷり

覗いてみるか

声がして気になった俺は覗いてみることにした

覗いた先には…

あき

自然は俺の味方をしてくれるのかな?なーんてw

年は、恐らく俺と同じくらいだろう

金髪に、綺麗な黄色の瞳

そんな少年が、屋上のフェンスの上に立っていたのだ

どうしてそんなところに?という疑問を抱き、考えていると───

あき

神様はいなくても、守護霊でも入ればよかったのに…

あき

なっ!

そんな呟きを言いきった途端、少年は思いっきりジャンプした

が、もちろん俺は咄嗟にフェンスまで駆け寄り、すぐさま少年の手首を力強く握った

あき

いった、、

少年は、手首の痛みに顔を歪ませた

あき

なん、だ?

不安そうにこちらを見つめてくる少年に軽く挨拶を交わす

ぷり

よっ!

あき

誰、ですか、

不安そうな表情から不機嫌そうな表情に変わってしまった

あき

ていうか、なんで邪魔してっ!!

ぷり

まあまあ落ち着いてやーーー

ぷり

とりま引き上げるな?

ぷり

よいしょ!

少年をなだめつつ、勢いよく少年を引き上げる

ぷり

ふぃ~!

一件落着!なんて思っていたら

あき

なんで、助けたんですか…((ボソッ…

意味がわからないとでも言いたげな表情に、逆に俺も意味がわからなくなる

ぷり

なんでって、俺を呼んだのは君だろ?

そうなのだ、俺を呼んだのはこの少年

助けを求めたから俺は駆けつけた、それだけ

あき

俺そもそもあなたのことなんて知らないんですけど(睨)

少年は今度はめいいっぱい怖い目つきで睨んできた

ぷり

そんな睨まんでや~、怖いやーん

俺が守護霊だと分かっていないのだと理解したため、話そうと思い落ち着かせる

あき

落ち着いた様子が見られたから、俺は自己紹介を始めた

ぷり

俺の名前はぷり!

ぷり

君が”守護霊”の俺を呼んだんだ

あき

え…守護霊、?

そんな不思議な顔してるけど、呼んだのは君なのになんて思いながら質問をする

ぷり

んで!君の名前は、?

あき

…俺は、あき

少しの間の後に「あき」と名乗った少年

ぷり

そっか!よろしくな!あき!

これで仲良くなれたかなー!なんて思ってた矢先…

あき

よろしくお願いします、ぷりさん

…え、、ぷり さん …??

一瞬思考が追いつかなかったが、瞬時に理解して思わず叫んだ

ぷり

いやいやいや!さん付けとかやめて?!

あき

え、だって先輩じゃないんですか?

この子はあれかな、馬鹿なのかな

ぷり

いやいや、、、君ってもしかして馬鹿?

あき

…え?

ありゃ、、思ったことが口に出てたみたい

とりあえず説明しなきゃと思い話し続ける

ぷり

いやいや、、俺守護「霊」だよ??

ぷり

生きてないのよ

あき

あ、そっか、

ぷり

もしかして疲れてる?

あき

疲れてなきゃ死のうとなんてしませんけど

大丈夫かと心配したら逆効果だったみたい

ぷり

それもそーやな!すまんすまん!

ぷり

とりあえず!さん付けはダメ!

あき

あき

じゃあ、、ぷり、、ちゃん?

普通にぷりって読んでくれるかと思ったら、まさかのあだ名?!

ぷり

え、!

あき

あ、いや、その、嫌ですよねごめんなさい、!

驚きを隠せず、つい叫んでしまったせいで不安にさせちゃったみたい

ぷり

いや!そんなことないよ!、!嬉しくて!!

慌てて訂正する

あき

え、、あ、、そう、、なんですか

あき

良かったです、、

安心したのか、表情を緩めるあき

ぷり

そんな不安にならんくても、、!!

あき

あ、、あはは、

そこで俺はふと思いついた

ぷり

俺もなんかあだ名つけた方いいかな…
あき、、あき、、あき、、

俺と同様、彼にもあだ名をつけようと思い、とりあえず名前を連呼する

あき

あ、いや、そんな無理しなくても、、

あきがなんか言ってるが、もちろん俺の耳には入っていない

ぷり

あっき、、あっきぃ、、あっきぃ、!

色々呟いていたらしっくりくるものを見つけた

ぷり

あきのあだ名、あっきぃで行こう!!

あき

え、あ、、

ぷり

いいやんな!、

あき

っ、はいっ!

少しの同様を見せたが、どうやら気に入ってくれた様子

ぷり

敬語も禁止!!!

あき

あ、、はi…うん!!

ついでに敬語も外させたけど、慣れなかったかな?w

ぷり

ww
そんじゃ、改めてよろしくな!あっきぃ!

俺は満面の笑みで彼につけたあだ名を呼ぶ

あき

よろしく、ぷりちゃん

この日、

苦しそうな君の顔を見て、

助けるべく、俺はあっきぃの前に現れた

君の心の声を聞きたい

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