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セツ

遅れて申し訳ありません。

神々

いや、別にいい。

神々

それよりも、

神々

仲良くしているかい?

セツ

なんのことです?

神々

草太とかいう、若造のことだよ。

セツ

はぁ。

セツ

まあ、仲良くやっております。

神々

そうか、

神々

ならいいんだ。

セツ

あなたがお気になさることではないと

セツ

思うのですがね?

神々

ふ。

セツ

何がおかしいのですか?

神々

いや、なに。

神々

草太の前では子供のように振る舞うお前が、

神々

こんなに忠実な犬のような奴などとは、

神々

想像もしていないだろうなぁ。

セツ

それは、そうですね。

早く、帰らなければ。

そんな不安が急がせる。

だからこそ、慎重にならなければならないのだ。

神々は、良いものばかりでは、ないのだから。

しかし、そろそろ怪しまれても、おかしくは、ない。

人狼がなんとか

ごまかしてくれているだろうが。

それでも、限界はあるだろう。

神々

どうかしたのかい?

セツ

いえ、なんでもありません。

神々

そうか。

神々

(ボソッ)つまらん

セツ

何がおっしゃいましたか?

神々

いや、なんでもない。

セツ

しかし、

神々

君が気にすることじゃないよ!

セツ

承知しました。では、

神々

ちょっと?

神々

話、終わってないでしょ?

セツ

申し訳ありません

セツ

てっきり、もう終わったものかと。

神々

まだまだこれからだよ。

セツ

そう、ですか。

やれやれ、まだかかるのか。

いつ、取り込まれるかも、

分からないところに

居続けるのは、

正直かなり疲れる。

でも、帰る訳には行かない。

僕が相手にしているのは、

神々…それも、

荒御魂と呼ばれる類だからだ。

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