天音
帝、私を殺してよ。
数年前
天音
帝、私のこと好き?
帝
好きだよ。何回目だよ。
天音
じゃあこの女誰よ
そこには「鈴鹿」と書かれていた。
帝
…。
天音
答えられないのね。
帝
あぁ。お前しつこいんだよ。
帝
何回も何回も好きとか聞いてきて。
帝
俺の気持ちも考えろよ。
天音
…そう。ごめんなさい。
帝
分かればいいから。別れよう。
天音
じゃあ最後のお願い。
帝
なんだよ。
天音
あなたに愛されてない私なんていらない。
天音
殺して。
帝
捕まるの嫌だから却下。
帝
じゃあな。
タッタッタッ
天音
(これで終わると思わないでよ。)
鈴鹿
ねぇ帝〜…
帝
なんだよ。鈴鹿〜…
天音
…。
帝
(ビクッ…何か視線…)
キョロキョロ
鈴鹿
どうかした?
帝
なんでもない…
天音
…ふふふ。
数日後
帝
毎日毎日視線感じて俺が狂いそうだ。
天音
帝♡
帝
お前どうやって!
天音
そりゃ殺してもらうために家に侵入したに決まってるじゃない♡
天音
ほーら殺してよ。
帝
うわぁぁぁぁぁ!
天音
天音
うっ…
天音
帝ありがと…愛して…
バタッ
帝
はぁはぁ…
帝
俺が俺が殺した!はは!
帝
もう俺はあいつに付きまとわれない!
帝
ははははは!
帝
(でもどうして俺は泣いてるんだ…)
最後まで読んで下さりありがとうございました!最後の展開は皆さんの想像におまかせします!