ザーーーー
ナイト
急に降ってきましたね。
舞喜
…そうだな。
ナイト
修平さんが言っていた通りですね。
ナイト
ボs_じゃなくて…
舞美さん、どうぞ。
(傘を広げる)
舞美さん、どうぞ。
(傘を広げる)
舞喜
ありがとう。
ではここで、ナイト様の心の中を 拝見致します。
ナイト
(ん“ん“ん“!!)
ナイト
(ボスの頭から香るいい匂い…)
ナイト
(ボスと相合傘、最高です♡)
ナイト
(いや、ちょ!まてまて!私は雷斗のように変態ではない!)
ナイト
(No.2の立場でありながらこのような変態発言したら、組織が潰れてしまう!!)
舞喜
(なに、ニヤニヤしているんだ…こいつ)
舞喜
ただいま。
ナイト
ただいま戻りました
タイガ
おぉ。おかえりなさい。ボス、ナイト。
ナイト
みんなは?
タイガ
奥の部屋にみんないると思うよ。
ナイト
ありがと。
舞喜
私はご飯を作ろう。
修平さんには少し休めと言っておけ。
修平さんには少し休めと言っておけ。
ナイト
はい!
タイガ
(そういう気遣いができるところ…嫌いではありません♡)
ナイト
おーい!
みんなぁ!
みんなぁ!
修平
おや、ナイトさん。
おかえりなさい。
おかえりなさい。
ナイト
ただいま。
修平さん。
ボスからの支持で、今日のご飯作りはボスがやると。
修平さん。
ボスからの支持で、今日のご飯作りはボスがやると。
修平
分かりました。
春川
久しぶりのボスのご飯?!
ナイト
ボスのご飯だけで食いつくなよ…
春川
ハッハッハッハッハッハッ
ナイト
あ、完全に犬化してるわ。
ナイト
他のみんなは?
修平
仕事かと。
ナイト
つまり、家にいるのは5人つーことだ。
修平
そうですね。
カチャカチャジュージュー……
舞喜
……。
タイガ
……。
舞喜
なんだ?じっと見て。
タイガ
いや…
タイガ
……。
タイガ
(ソファーに横になる。)
お前なんてな!いなければ!
ごめんなさい!ごめんなさい! お父さん!
やめて!あなた! その子に手をあげないで!!
うるっせぇ!
お母さん……? どこ行くの?
……。 ごめんね…ごめんね…
ちっ!あいつが帰ってこなくなった せいで金が底をつきそうだ。
……。
そうだ…お前を売れば……
や…
あ?
嫌だ!!!
?! おい!コラ!ガキ!!
……。
お前、汚ねぇな。 捨て子か?
…………。 お兄さん…誰…?
お兄さん…って?! あんたねぇ! この方は女性だよ!!!!
いい。よせ、“ナイト“
し、しかし…
間違うのも無理もない。
……。 ご…ごめんなさい…
いい。 お前、行く宛がないなら、 私と一緒に来ないか?
?!
ボスがいいとおっしゃっているんだ。 私たちには反論する意見はない。 だから決めるのはお前だ。
さぁ……
あのクズどもと生きるか…
私たちと家族として
生きるか。
タイガ
……。
タイガ
o。.( ´O`)〜〜
舞喜
おはよう。
タイガ
おはようございます…?
舞喜
飯ができた。
私はみんなを呼んでくる。
私はみんなを呼んでくる。
舞喜
タイガはそのまま、ゆっくりしとけ。
タイガ
あ…ありがとう…ございます。
舞喜
おう。
(*´︶`)ノ” ._.`)
(*´︶`)ノ” ._.`)
タイガ
…あの。
舞喜
ん?
なんだ?
なんだ?
タイガ
なんであん時拾ってくれたんですか?
舞喜
……。
舞喜
可哀想だったから。
タイガ
それだけですか?
舞喜
えぇ。
タイガ
(……本当だろうか…)







