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本気の恋(完結済)

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本気の恋(完結済)

1 - 本気の恋 前編

2022年04月20日

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僕は昔から 誰かに本気で恋をしたことがない。

だって僕はイケメンだし 勉強も運動もできて 優しい(奴を演じている)。

そんな僕だから 望まずとも周りには人間が沢山いて 女だって選び放題だった。

だけど時々、何故だか寂しくなる。 みんな表面上の僕だけを見て それを好きになっているから。

僕は本当は 誰からも 愛されてなんかいない。

きゃ~、オミくんだ~!!

挨拶してみようかな、え~ちょっと、してみてよ!

嫌だ!!緊張しちゃうよ!!

広臣

なんでよ笑

広臣

おはよう

きゃ~!!

ガラガラッ...

翔太

オミ!!おはよう!!

広臣

おはよ

翔太

朝からすげーな、お前w

広臣

いやいやそんな笑

広臣

翔太の方がすごいよ

明莉

あ、あの...、

広臣

あ、おはよう天宮さん

明莉

あ、おはようございます.......

明莉

えっと、あと.......
ノート出して貰えますか...?

翔太

げっ、忘れてた!!
天宮さん、お願い見せて!!

明莉

え、あの...宿題は...、

広臣

自分でやるもの、でしょ?

広臣

言いたいことあるならはっきり言った方が君のためになると思うよ

明莉

あ...ごめんなさい...!!!!

翔太

え、逃げた!?俺の宿題は!?!?

広臣

やば、言い過ぎたかも

翔太

オミらしくないな、なんかあった?

広臣

いや別に...

翔太

ところで、宿題、見せてくれる???

広臣

無理かな

翔太

えええ!?!?やっぱオミらしくねえ!!!

広臣

あ、

明莉

あっ.......

明莉

あの.......さっきはごめんなさい.......

広臣

いや、こちらこそごめん
強く言いすぎたと思う

明莉

全然です.......
私.......昔から言いたいことあっても言えなくて、だからみんなに良いように使われて.......

明莉

でっ、でも.......当たり前ですよね、嫌われるのも.......

明莉

本当にごめんなさい、もう関わることないですから.......

広臣

なにそれ、俺と関わりたくないの?
悲しいよそんなの

広臣

俺は天宮さんと関わりたいよ

明莉

え、ええ.../////!?

完全にやってしまった。

関わりたい、だなんて。

ただちょっと 可哀想だと思っただけなのに。

ただちょっと 面白そうだと思っただけなのに。

この俺が...あんなこと言うなんて。

広臣

あ、天宮さん

広臣

おはよう

明莉

あ、おはようございます.......

ガラガラッ...

翔太

おはよーオミ!!!

翔太

ってあれ、天宮さんと一緒じゃん

翔太

なんかあった?

明莉

いや、べつに.......

広臣

え?いや、友達でしょ、俺ら

明莉

え.......

翔太

そうなの?ふーん

翔太

オミも物好きじゃん、

翔太

ヒナちゃんはいいのかよ~

広臣

ちょっとお前、やめろよ

広臣

ごめんね、天宮さん

広臣

また

明莉

あ、いえいえ.......

広臣

おい、ヒナはダメだよ

翔太

いいだろ~?べつに

翔太

まだ付き合ってるんじゃなかった??

広臣

いや、付き合ってないよ

翔太

モテる男は違うねえ、やっぱり

翔太

あんなことまでしといてね~??

広臣

いや、何もしてないって!!

広臣

仲良かっただけだろ、

翔太

ヒナちゃんは少なくともお前に気があった

翔太

それにお前も気づいてただろ、それでも思わせぶりな態度

翔太

優しいんだかひどいんだか

広臣

とにかくヒナとは仲良かっただけで何もないから

翔太

今頃何してるんだろうなあ、ヒナちゃん

翔太

ヒナちゃんが好きなのがお前じゃなければ俺が狙ってたのに

翔太

絶対あれは何かあるような関係だった

翔太

正直言えよ、1晩過ごしましたって

広臣

だーかーらー、してないってば!!!

ガラガラガラッ!!!

おいみんな朗報だぞ!!!

隣のクラスに金髪の美人が転校してきた!!!!

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