主
どぞん
次の日
優
(今日は2年生の人、か…
優
そう言えば今日はここの寮生じゃないって言ってたような…
カリム
悪い!
遅くなった!
遅くなった!
優
…(明るい人だな
シルバー
……
優
(もう一人の人喋らない…?
シルバー
は!
すまない
すまない
シルバー
寝てしまっていたようだ
カリム
立ったまま寝るなんて器用だよな〜
優
(ね、寝てた…?
カリム
えっと…
名前なんだっけな?
名前なんだっけな?
シルバー
優だったはずだ
カリム
優か!
悪い
悪い
カリム
俺人の名前覚えるの苦手で…
優
大丈夫ですよ
優
えっと…
お二人の名前聞いても…?
お二人の名前聞いても…?
カリム
そうだったな!
俺はカリム・アルアジーム!
俺はカリム・アルアジーム!
シルバー
俺はシルバーだ
シルバー
よろしくな
優
よろしくお願いします
昨日と同じようにカリムさんとシルバーさんと話した
カリムさんもシルバーさんもとても面白い話をしてくれた
その間に何度もシルバーさんは寝てしまってそれをカリムさんが起こす
この光景がとても面白く思えた
カリムさんは友達のジャミルさんの話をしてくれた
とても優しく頼りになると何度も言っていた
それだけ仲がいいのだろう
シルバーさんはマレウスさん、リリアさん、セベクさんの話をしてくれた
3人の話をしている時のシルバーさんは最初より柔らかい顔をしていた
そして何よりリリアさんの話を良くしてくれた
シルバーさんによると自身を育ててくれた親でもあり師匠でもあると言う
その話を聞いていると羨ましく思ってしまった
僕の親とは全然違う優しい親
比べたらダメだとわかってるのに比べてしまう
そしたら自然と涙が出てきた
何を考えても結果は出ない
だけど涙は止まらなかった
シルバー
…?
どうしたんだ?
どうしたんだ?
優
す、すみません…
優
き、気にしないでください…
シルバー
…(よしよし
優
!
カリム
お!
シルバーそれいいな!
シルバーそれいいな!
カリム
俺もやるぞ!(よしよし
優
あ、ありがとうございます…
主
完全あとがきです
主
何話だったか忘れたけど題名被っちゃってたので変えました
主
ごめんね







