玲奈
美空
玲奈
美空
玲奈
美空
そう言って笑う私に彼女、玲奈は、優しく微笑んでくれる。
玲奈
そうだね、と頷いて玲奈の後ろの席に座った。
あの日から、ずっとそう思ってきた。いつの日か時間がたてばそのうち………。でも、何年経っても夢の中でのあの日は、鮮明で……あの夢を見るたびに、翔太と過ごした中学三年のあの一年を、思い出してしまう………。
美空
あの時から二度と会うことのなかった、かつての彼の姿を……無意識のうちに思い描いていた。
玲奈
美空
放課後、玲奈に遊びに誘われたけど気分が乗らず、まっすぐ家に帰ってきた。
着替える気分にもならず制服のままベッドの上に転がっている。
美空
もうずっと見ることのなかった夢。 そして、嫌っていうほど見続けた夢。
あの日の続きを探すように、あの日言えなかった言葉を絞り出そうと何度も何度も夢見ては、いつも同じように終わってしまった。
美空
そう思うのは何度目だろう。 そして何年目だろう。
ーそれはきっと、自分の中で納得がいって終わった恋じゃなかったから……。
美空
アベベ
アベベ
アベベ
アベベ
アベベ
玲奈
アベベ
玲奈
♥️→100
コメント
5件
めっちゃ続き楽しみー!!