青黄
書き方など苦手な方はお控えください
『 後 悔 』
黄
青
黄
黄
黄
青
青
青
最近は口を開けば喧嘩ばかり。
それ以外の会話も義務的で、必要最低限のことだけ。
いつからこうなったんだっけ、
黄
青
突然黄くんが冷静になり、玄関向かって歩き出した。
青
ガチャン!!
突然のことにパニックになりながら慌てて黄くんのあとを追いかけた。
夜なのに歩き回る沢山の人を掻き分け必死に黄くんの姿を追う。
青
荒い息のまま、大きな声で名前を叫ぶと 黄くんはびっくりした顔でこちらを向いた。
その後すぐ、黄くんの顔は真っ青な顔に変わった。
黄
青
ブーーーー!!!
キキィー!!
そんな音が聞こえたと思えば、 誰かに強く突き飛ばされた感覚がした。
< きゃぁぁ!!
< だ..誰か救急車!!
それからのことは、あまり覚えていない。
悲鳴が聞こえたと思い、前を見ると、血だらけで倒れている黄くんが居て、
その後すぐに救急車が来た。
覚えているのはそれくらい。
気付けば病院の待合室にいた。
何が起こったのか分からなくて、頭が真っ白だった。
青
病室のベッドで眠る黄くんは、沢山の医療機器に繋がれている。
なんで僕を庇ったの、?
なんで僕なんか...っ
彼氏の癖に彼女に守られてばかりで、自分が情けなすぎる。
目覚めるかは...まだ分かりません..。
やだよ、
青
あの時ああしてれば、こうしてれば...
今更になって溢れ出す、拭いきれない後悔が、僕の心を酷く噛んだ。
青
青
その瞬間
僕の言葉に答えるように、握っていた黄くんの手がピクッと動いた。
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黄
黄
まだ開ききっていない瞼が、確かに僕の方を向いた。
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黄
こんな時でも僕のことばかりの黄くん
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青
黄
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黄
そんなことを言っている黄くんも、目に涙が溜まっている。
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青
青
青
黄
黄
お互いボロボロに泣いていた。
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改めて向き合い、真剣な表情で僕は言った。
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黄
黄
黄くんがへにゃりと笑うと、 つられて僕も口角が上がる。
僕が優しく抱きしめると、黄くんも同じように返す。
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黄
それから黄くんは入院生活を卒業し、 また2人の同棲が始まる。
後遺症は残らず、黄くんは元気満々だった。
青
黄
僕らは手を繋ぎ、病院を出た。
_ℯꫛᎴ_
終わり方ざっつ
最後まで読んでくれてありがとう、
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