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ドッカーン
ピーピーピ
優里
鷹也
爆発音と共に
緊急事態を知らせるサイレンが鳴り響いた
鷹也
優里
怖くて震えが止まらない俺とは裏腹に
優里は異常なくらい落ち着いていた
部下
部下
鷹也
俺の親の組織…
優里
部下
部下
優里
優里
優里
部下
鷹也
流石に見てるだけではいられない
優里
鷹也
優里
鷹也
俺の為って分かってる
俺を守るため
でもやっぱ悔しい
優里
鷹也
無駄なことは考えるな
俺にできることをやろう
鷹也
鷹也
部下
第三ゾーンは寮だ
幸い自由時間は始まったばかりで、現場にいた人は少なかった
爆発が数分後だったら悲惨な状態だっただろうな…
鷹也
部下
部下
なぜか嫌な予感がした
体全体に一瞬鳥肌がたった…
鷹也
部下
この瞬間、遠くから人を抱えて歩いてくる誰かの姿が見えた
鷹也
あぁ、嫌な予感はいつもあたる
ジュン
その姿の正体は
血だらけの彼女を運んでくる
目の光を失ったジュンだった